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[料理メモ] 牛乳寒、寒天を倍にして再チャレンジ

前回の牛乳寒のブログ記事。このときは仕上がりが結構柔らかめ。 [料理メモ] 牛乳寒の作り方(分量など)による食感の違いなどなど ということで、前回の反省を活かして再チャレンジ。 2019年4月30日のレシピ 粉寒天 : 小さじ4杯(すり切りまで) 水 : 200g 砂糖 : 60g 牛乳 : 300g 前回のレシピと異なるのは、粉寒天が小さじ4杯になっている点(前回は2杯)。 作り方  まず分量の水を鍋に入れ、沸騰前あたりで粉寒天を入れてよく溶かす。 前回は別の鍋で牛乳を温めていたがこれだと洗い物が多くなってしまうので、今回はカップに入れた牛乳をゆっくりと粉寒天を溶かした鍋に注いでいくことに(しっかり混ぜながら)。このとき、温度が急に下がらないよう弱火をキープ。牛乳を入れ終わったら砂糖を入れてよく溶かして、型に入れて放置。室温程度まで下がったら冷蔵庫に入れてよく冷やしておく。  最後はさいの目に切って盛り付け、完成。 仕上がり  寒天が多いとボソボソした食感になるかと予想してたけれど、食べてみるとそうでもなく、結構ぽよぽよっとした食感。それでいて柔らか過ぎず。個人的にはこの硬さは好み。  甘さは前回と同じ。まぁ砂糖の量は一緒なのでそんなものかと。 反省点  水200gに粉寒天小さじ4杯煮溶かすのは難しい。結構ダマになりやすく、数分間煮ていても溶け切らなかった。まぁそれでも仕上がりはちゃんと固まってくれたのでいいのだけど、ダマがあると仕上がりや食感にバラツキが出てしまう。  ネットで調べてみると、お湯に入れずに水に入れてよく混ぜてしばらく放置しておくといいという話が載っていた。  粉寒天が塊のままお湯に入ると塊の周囲がゲル化し、内部にお湯が浸透し難くなってダマとして残りやすくなると思われる。水に入れた場合を考えると、その温度では粉寒天は解けないので、ここでよく混ぜておけば水中にほどよく分散するのだと思われる。おそらくこうしておけば、火にかけた時に均一に溶けるのだろう。実際に試してみる価値あり。  また水に入れて放置するのは、粉寒天をよく水で膨潤させておくための模様。これもまた溶けやすさにつながるのだろう。  次回というか今後の粉...

gnuplotプロット例 : カラフルな三次元プロットアニメーション

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ランダムなプロット点を作成して、各点毎にもランダムに色を着けて三次元アニメーションを作ってみました。 (動画がチラチラしちゃってるようですが、最大化して見ればやや解消するかと思います) (追記 : 見やすくなるよう作り直した動画を最後に貼っておきました) 動画01 : 三次元プロットアニメーション(Youtube) データファイルはPythonで乱数を用いて作成。 各点の配色についてはgnuplotのrgbcolor variableという機能で行っています。 データファイルの一部を抜き出すと以下のようになっています。 始めの三列はそれぞれ三次元上のx, y, z座標。4〜6列目は各点の配色に用いる値となっています。 4 98 144 15728640 7168 197 146 223 225 4259840 5120 51 223 30 130 15007744 33024 66 43 159 200 7798784 34816 156 6 228 160 7798784 31744 54 59 13 134 12386304 17408 66 [追記 : 2019年4月30日] 始めにアップロードした動画が見難くなっていたため、見やすくしたバージョンもアップロードしておきました。 動画02 : 三次元プロットアニメーション(Youtube) gnuplot関連のブログ記事

[雑談] 知らず知らずにハマり込んでしまっている思い込みを解くことは出来るのだろうか?

 思い込みって怖いもので、「これは思い込みなんかじゃない!」と強く思っていることほど思い込みだったりする。間違ったことを思い込んでいて、それで行動したりすると取り返しが付かないことになったりもする。  では、果たして自分がハマり込んでしまっている思い込みは解くことは出来るのだろうか?という問題。  もし他の考えを知って思い込みが解けたと思ったとしても、それは別の思い込みによる上書きに過ぎないのでは無いだろうか?ちゃんと理屈があっての話だし、理屈もちゃんと通ってるのだから思い込みではないという場合も、その理屈自体が思い込みの産物であることもある。  まぁ結局のところ、思い込みに陥らないようにするには、物事について常日頃から懐疑的な視点を持っておくことが必要なのだろうと思う。ただそうは言っても、なんでもかんでも疑ってかかればいいというものでもなく、こと信頼関係が重要なときにはそういった態度は信頼関係を壊すことにもなり兼ねない。あれこれ考え過ぎるというのも疲れちゃうわけで。  おそらくこれは答えが出るような話でもないので、たまに頭の体操程度に自分が思い込みに陥ってないか考えてみるくらいでいいのかも知れない。思い込みが絶対にダメというわけでも無いわけだし、ちょっとくらいの失敗で気付き直せればそれはそれでOKだろうとも思う。

gnuplot : 階段状にプロットするstepプロットスタイル(steps, fsteps, histeps)

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gnuplotで階段状にプロットするstepsというプロットスタイルについて解説していきます。 階段状プロットとは?  階段状プロットとはなんぞや?といっても、ちょっと言葉では説明し難いので実例を示すことにします。以下はそのグラフ。 これは y = x の関数を階段状にプロットしたもの。 gnuplot> set samples 15; plot x with steps (そのままプロットすると階段が細かくなり過ぎるので、samplesでプロット点を少なくしてプロットしています)  gnuplotではstepsというプロットスタイルを用いると、このようなグラフをプロットすることが出来ます。またsteps以外に同様な階段状プロットが出来るfstepsとhistepsというプロットスタイルもあります。 steps fsteps histeps 3つとも同じような階段状プロットが出来ますが、それぞれのプロットには特性があるので用途によって使い分けるといいでしょう。3つの違いは以下で簡単に説明していきます。 データファイルで階段状プロット 上の例では関数をstepsスタイルでプロットしましたが、データファイルにおいても同様にプロットすることが出来ます。  まず用意したのは以下のグラフとなるようなデータファイル。stepsを用いずにそのまま点(points)と線(lines)でプロットすると以下のようになります。 これをsteps、fsteps、histepsでプロットすると次のようなグラフとなります。 (分かりやすくするため、点(points)プロットと一緒にプロットしています)  上からsteps、fsteps、histepsの順にプロットしたグラフとなっています。3つとも同じデータファイルをプロットしていますが、それぞれプロットの仕方に違いがあることが分かるかと思います。  やや分かり難くなりますが、1つのグラフに3つ一度にプロットすると以下のようになります。 まとめ  実際、どういった場合にこのようなプロットを用いるかというのは考えどころですね。ある閾値で値が変化するような系なんて場合が当てはまりそうではありますが。 ...

[料理メモ] 炊き込みご飯が固い…

 市販の炊き込みご飯の素を使って炊き込みご飯を作ったのだけど、炊き上がりをつまみ食いしてみると微妙に固い。ネットで調べてみるとそうなってしまう理由がいくつか出てくる。  固く炊き上がってしまう原因としては、米の吸水が不足してるってのが大きな理由らしい。味が付いた状態だと浸透圧の関係で、米を浸けて置いておいても吸水が不足しがちとかなんとか。後は炊く前に具材は米の上に乗せるだけで混ぜないようにとかテクがある模様。単に水が足りてなかったとかも。  で、今回の敗因としてはおそらく吸水不足だろうなぁと。米を洗ってすぐ炊き込みご飯の素を入れちゃってたし。それと予約炊飯で何時間も前からセットしてたのも良く無かったのかも。あれこれダメだった理由はあるのだけど、とりあえず次回やる場合は吸水をしっかりやるってことに注力してやっていきたい。  ただ炊き込みご飯はあまり作ったりしないので、この反省材料を次回まで覚えていられるかどうかは結構あやしぃ。 追記(2019年5月9日)  再チャレンジしてみた結果を次のブログ記事に書きました。 [料理メモ] 炊き込みご飯に再チャレンジ

gnuplotプロット例 : 山手線の各駅の位置関係を三次元プロット

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山手線の各駅の位置関係を三次元プロット  gnuplotでのプロット例として、今回は山手線(JR東日本)の各駅の位置関係を三次元プロットしてみました。データ要素は駅名、緯度経度、そして標高になっています。なお今回は簡単のため、緯度経度をx座標y座標として扱っています。  完成したグラフは以下の通り。山手線西側の駅の標高は高く、東側はそれに比べて低くなってることが分かります。西側で標高が高いのは台地の上を走ってるからですかね。このへんは標高が分かる地図で見てみるとおもしろいです。 解説 データ型式  各駅毎に緯度経度と標高の3つの数値を用います。数値自体はオンラインの地図なら比較的簡単に取得出来るかと。  データは例えば東京駅なら以下のようになっています。 東京, 35.681382, 139.766084, 3.4  これを山手線の各駅毎に用意して1つのデータファイルとしています。 コマンド  プロットに用いたコマンドは以下の通り。 なお今回はデータファイルとコマンドはdatablocks( 解説したブログ記事 )で一つのファイルとして扱っています。プロットに指定しているファイル名が"$data01"という変数名になっているのはそのため。 set datafile separator "," unset xtics unset ytics unset key set style textbox opaque set hidden3d set xyplane at 0 splot  $data01 u 3:2:4 w l lw 3 lc "green", \        '' u 3:2:(0) w l lt 0 lw 1 lc "black", \        '' u 3:2:4 w impulses lw 2 lc "dark-green", \        '' u 3:2:4:1 w labels boxed font ",13" アニメーション  出来上...

gnuplotでのプロット例 : 山手線の各駅を東京駅からの距離で並べて軸線上に表すグラフ

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 このブログではgnuplotの機能を解説する記事を書いて来ましたが、実際にグラフをプロットする場合についても紹介していくことにします。 軸線上にラベルを表すグラフの作成 今回は 「山手線の各駅を東京駅からの距離で並べて軸線上に表すグラフ」 について作って行くことにします。  必要なデータとしては、 山手線(JR東日本)の各駅の駅名 各駅の東京駅からの距離(線路に沿った距離) データに関してはネット上で入手可能ですね。距離はだいたいでいいならオンライン地図の計測ツールで測れば分かるかと。 グラフ 長々と解説していくのもなんなので、始めに出来上がったグラフを貼っておきます。  x軸は東京駅からの距離(km)を表しています。東京駅はスタートなのでラベルを頭一つ高くしています。その他の駅名のラベルは2段に分けてますが、これは単に見やすくするためです。 解説 プロットに用いるデータファイル(yamanoteline001.dat)の中身は以下のように作成しました。 0.0 3 東京駅 1.3 2 神田駅 2.0 1 秋葉原駅 3.0 2 御徒町駅 ︙ 1列目が東京駅からの距離(km)、2列目がラベルの段分けに用いる数値、3列目が駅名としています。 gnuplotのコマンドは以下のようにしました。  gnuplot> unset key gnuplot> unset ytics gnuplot> set style textbox opaque gnuplot> plot [-2: 36][0:4] 'yamanoteline001.dat' u 1:2 w impulses lc 'dark-orange', '' u 1:2:3 w labels boxed rotate by 70 left offset 0,0.4 font ",11" プロット方法はlabels(ラベル)プロットともう一つ、"impulses"というプロットを用いています。始めに出したグラフから分かるように、impulsesプロットでx軸から各ラベルに伸びる線を描いています。 (impulsesプロットは、 y = 0 からデータで...

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