挫折しない初めてのライトノベルの読み方 (2) 本の選び方
昨日の
挫折しない初めてのライトノベルの読み方 (1) 書店編
に続き、今日は
(2) 本の選び方です。
それではまず、ライトノベルとはいったいどういうものなのか説明していきたいと思います。先日説明したように、小説に挿絵のページが数枚入った本です。出版社のメインターゲットが中高生のようなので、ジャンルとしては学園物や超能力、魔法系といったものが多いのが特徴です。でもSFや推理系などもあるので、大人でも十分楽しめるものが多いですよ。
それから、通常の小説はだいたい一冊で完結、もしくは上下巻で完結するのが多いですが、ライトノベルでは一つのタイトルで10冊以上続くものが多いです。「人気作品だから読んでみよう!」と思っても、よくみたら20冊以上のシリーズもので、おまけにまだ完結していないとかいうことが多々あります。ここが初心者の挫折ポイントですね~。
初めて読むには、まず巻数がほどほどで(5冊以内)で完結しているものから読むのがおすすめです。そこから徐々にライトノベルを読む脳を育てていけば、長編物にも物怖じしないようになれるでしょう。
じゃあ、具体的にどんな本を読めばいいか、ですが、先日挙げた
このライトノベルがすごい!大賞
を参考にしましょう。
涼宮ハルヒシリーズ
完結はしていないですし、巻数も若干多いですが、4巻あたりまで読むと面白さがわかって
くるかと思います。アニメでよくわかならかったストーリーも小説を読んでおけば、わかる
ようになるかと。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
著者は直木賞受賞者の桜庭一樹さんです。書いたのは受賞以前ですけど。これは一冊で完結
しているので、読みやすくておすすめです。思春期の少女の心情を描いた作品ではあります
が、ストーリーなどは読んでいて衝撃を受けます。ボクの中では一番のおすすめです。
文学少女シリーズ
最近シリーズが完結して、映画化も決定している作品です。毎回、文学小説を題材にして
ストーリーが展開していくので、文学小説好きの方におすすめです。巻数は少し多め。
とまぁ、個人的にはこんなとこをおすすめします。あとホラーが好きなら「Missing」とか「断章のグリム」なんか超おすすめです。猟奇的な内容を読みたいなら、いまは「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」も読んでおきたいところです。
後は、迷ったら表紙の絵を見て気に入ったのを買うという手もあります。ただし、読んでみるまで当たり外れか分からないという一種のギャンブル的な要素がありますが…。
さて、ライトノベルには出版社毎にいろいろなレーベルがあります。
電撃文庫、スニーカー文庫、ファミ通文庫、富士見ファンタジア文庫、富士見ミステリー文庫、ガガガ文庫などなど、いろんなレーベルがあってそれぞれ特色があります。だいたいのレーベルが一般から作品を募集していて、毎年その中から大賞が発表されるので、それを読むのもいいですね。大賞やその他の賞を獲った人の中から有名な作家さんになる人も多いですから。
そんなこんなで、今回はここまでにしたいと思います。紹介したいライトノベルはまだまだ沢山あるんですけど、それは皆さん、それぞれ読んでいって見つけてみて下さい。
挫折しない初めてのライトノベルの読み方 (1) 書店編
に続き、今日は
(2) 本の選び方です。
それではまず、ライトノベルとはいったいどういうものなのか説明していきたいと思います。先日説明したように、小説に挿絵のページが数枚入った本です。出版社のメインターゲットが中高生のようなので、ジャンルとしては学園物や超能力、魔法系といったものが多いのが特徴です。でもSFや推理系などもあるので、大人でも十分楽しめるものが多いですよ。
それから、通常の小説はだいたい一冊で完結、もしくは上下巻で完結するのが多いですが、ライトノベルでは一つのタイトルで10冊以上続くものが多いです。「人気作品だから読んでみよう!」と思っても、よくみたら20冊以上のシリーズもので、おまけにまだ完結していないとかいうことが多々あります。ここが初心者の挫折ポイントですね~。
初めて読むには、まず巻数がほどほどで(5冊以内)で完結しているものから読むのがおすすめです。そこから徐々にライトノベルを読む脳を育てていけば、長編物にも物怖じしないようになれるでしょう。
じゃあ、具体的にどんな本を読めばいいか、ですが、先日挙げた
このライトノベルがすごい!大賞
を参考にしましょう。
涼宮ハルヒシリーズ
完結はしていないですし、巻数も若干多いですが、4巻あたりまで読むと面白さがわかって
くるかと思います。アニメでよくわかならかったストーリーも小説を読んでおけば、わかる
ようになるかと。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
著者は直木賞受賞者の桜庭一樹さんです。書いたのは受賞以前ですけど。これは一冊で完結
しているので、読みやすくておすすめです。思春期の少女の心情を描いた作品ではあります
が、ストーリーなどは読んでいて衝撃を受けます。ボクの中では一番のおすすめです。
文学少女シリーズ
最近シリーズが完結して、映画化も決定している作品です。毎回、文学小説を題材にして
ストーリーが展開していくので、文学小説好きの方におすすめです。巻数は少し多め。
とまぁ、個人的にはこんなとこをおすすめします。あとホラーが好きなら「Missing」とか「断章のグリム」なんか超おすすめです。猟奇的な内容を読みたいなら、いまは「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」も読んでおきたいところです。
後は、迷ったら表紙の絵を見て気に入ったのを買うという手もあります。ただし、読んでみるまで当たり外れか分からないという一種のギャンブル的な要素がありますが…。
さて、ライトノベルには出版社毎にいろいろなレーベルがあります。
電撃文庫、スニーカー文庫、ファミ通文庫、富士見ファンタジア文庫、富士見ミステリー文庫、ガガガ文庫などなど、いろんなレーベルがあってそれぞれ特色があります。だいたいのレーベルが一般から作品を募集していて、毎年その中から大賞が発表されるので、それを読むのもいいですね。大賞やその他の賞を獲った人の中から有名な作家さんになる人も多いですから。
そんなこんなで、今回はここまでにしたいと思います。紹介したいライトノベルはまだまだ沢山あるんですけど、それは皆さん、それぞれ読んでいって見つけてみて下さい。
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