gnuplot : 入力待ち、時間経過待ちに用いるpauseコマンド
Pauseコマンド
gnuplotには何かしらの入力待ち、もしくは時間経過待ちを作るための- pause
基本的な使い方
基本的にはpause 3
とすると3秒の時間経過待ちとなり、この後に書かれたコマンドはその時間が経過した後に実行されます。
また入力待ちの場合は
pause -1
とします。この場合は端末上でエンターキーが押されるまでそこで処理が止まります。
使いどころ
pauseコマンドの使いどころとしては、例えばループ処理で連続してプロットするとき、そのままではループが回るのが早すぎるといったときに"pause 0.1"を入れておけばそこで0.1秒の待ちを発生させられます。また"pause -1"で入力待ちを作るのは、スクリプトファイルでプロットした時にプロットウィンドウを残すことにも使えます。
pauseが実行される際に端末にテキストを表示させる
pauseコマンドでは最後に文字列、文字列変数を書いておくと、コマンドが実行された際にそれが端末に表示されます。何かしらの説明プロットでメッセージを表示させるなどに使えるかと思います。またはループ内の変数の変化を表示するなどにも。コマンドとしては以下のようになります。pause 5 "wait 5 seconds"
マウス操作の待ちも作れる
pauseコマンドではここまで説明したことの他に、プロットウィンドウ上でのマウス操作での待ちを作ることも出来ます。今回はそれについては説明はしないでの、詳しく知りたい場合はドキュメントの方を参照して下さい。gnuplot関連のブログ記事
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