PIL(Python Imaging Library)ってのを使おうと思ったんですけども

先日書いたブログ記事
[メモ] 画像ファイルのヒストグラムを得る方法について思考中
で画像ファイルのヒストグラムというか統計情報を得るために、何らかの画像処理ライブラリを使ってプログラミングするのがいいのでは?という考えに至ったわけです。

で、自分これまで画像処理ライブラリ自体使ったことが無かったので情報収集から始めたました。とりあえず自分が使いやすいPythonについて調べたらPILというのが見つかりました。PILはPython Imaging Libraryの略だそうな。

現在は元のPILからフォークされたPillowというのが広く使われているようです。こっちのPillowの方でもPILという語がよく使われていますが、元のPILの方は2011年で開発が止まっているようなので、PILという語が出てきたら基本Pillowのことを指していると考えればいいのかなと思います、たぶん。

で、Pillowのインストール方法ですが、公式ドキュメントではpipでインストールする方法が挙げられています。なんですが、Ubuntu18.04LTSの場合、デフォルトでインストールされているPythonパッケージの中に「python3-pil」っていうのがあります。
(うちの環境では気が付いたらインストールされていたのでデフォルトでインストールされたと思っているのですが、もしかしたら違うかもです)
この「python3-pil」がPillowのパッケージなので、Ubuntu18.04LTSではpipでインストールするまでもなく使える環境自体は整っていることになります。
(あくまでデフォルトでインストールされている前提での話)
あ、python3-pilとpipでインストール出来るPillowが同一のものかまでは確認して無いです。両者ともソースを取得して比較すれば確認は出来るでしょう。
あとpipでインストール出来る方がバージョンは新しい模様。

さて、Pillowがデフォルトでインストールされていることに気が付かずに、venvでPythonの仮想環境作ってpipでPillowインストールして、サンプルプログラミング書いて、そんで仮想環境から抜けたのに何故かサンプルプログラミングが実行出来てしまってしばらく混乱していたという無駄話もついでに出来上がりました。あらら。
(無駄話ついでに過去記事からvenvについての話など :  Pythonで仮想環境venvを使ってみるという話)


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