過去数年に渡る気温変化のデータプロット

気象庁のデータダウンロードサービスを利用して、過去数年の気温の変化をグラフにしたものを作ってみました。
取得したデータは以下の通り。
  • 地点 : 長野(長野県)
  • 期間 : 2010/1/1〜2018/12/31
  • 項目 : 日平均気温、日最低気温、日最高気温
グラフに作るに当たってはgnuplotを使用しています。また、データ加工には以下のコマンドを使用しました。
  • iconv (文字コードをUnicodeに変換)
  • awk (特定の列のみ切り出す。ついでにデータ区切りをスペースに変換)
  • sed (日付部分を扱いやすいようにするため使用)
  • head, tail (先頭数行の削除などに使用)

とりあえず、取得したデータをすべてプロットすると以下のようになりました。赤線が日平均気温で、紫の帯の部分は上端が日最高気温、下端が日最低気温を表しています。
さすがに9年分のデータを並べると日付の感覚が狭くなってなってしまいちょっと分かり難いですね。それでも冬と夏で周期的に気温が大きく変化しているのがわかります。

もう少し範囲を狭めてみると以下のようになります。2016/1〜2018/12の3年分になります。
さっきよりは日付の感覚が広くなっているので、月ごとの変化が分かりやすくなったかと思います。

さらに範囲を狭めてみます。データ2018年の1年間分です。
毎月の変化を見るなら、間隔としてはこれくらいがちょうどよさそうです。

さて、グラフからは2月の中盤くらいから徐々に寒さが緩んでくるように読み取れます(あくまでも過去のデータの話で、今年がどうなるかは分かりませんが)。

気象庁のデータダウンロードからは平年値も取得することが出来るので、過去の傾向を読み取るならそっちでグラフを作った方がいいでしょう。



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