gnuplotプロット例 : 風速と風向きの時間変化
とある日の東京の風速と風向き
東京のとある日(2019年6月1日)の風向きと風速からグラフを作ってみました。データそのままではなく、風をベクトルとして扱い、風向きと風速を元に角度90°ごとに東西南北に要素を分けてグラフ化。こうすることで、どの時間帯でどちら寄りの風が強かったのかが分かるかなと思い作ってみました。
グラフを見ると午前中は北の成分が多く、午後からは南、東の成分が多いことが分かりました。
(実際、風に対してこのような分析が適してるのかまでは調べていないので、あくまでも個人的に参考にする程度のものですが)
用いたデータ
地点 : 東京都 東京日時 : 2019年6月1日
データ : 風向・風速
(気象庁の「過去の気象データ・ダウンロード」からダウンロード)
気象庁 Japan Meteorological Agency
解析の仕方
データに関しては風向きが東西南北の16方位で格納されているので、まずそれを0〜360°の角度に変換(Pythonで変換用プログラムを作成)。角度を元に風速をかけ合わせ、それをsin,cos関数でx, y成分に分離。+yが北、-yが南、+xが東、-xが西となるよう振り分けて一時データファイルとして保存。それをgnuplotでグラフ化という手順で行ないました。 プロット形式はfilledcurveとvectorsを用いました。gnuplot関連のブログ記事
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