gnuplot : コマンドやオプションの省略した書き方

gnuplotでコマンドやオプションを省略した書き方

 gnuplotではコマンドやオプションを省略して短く書くことが出来ます。例えば "plot" の場合は "p", "with" の場合は "w" などです。どこまで短く書けるかですが、他のコマンドやオプション名と被らないところまで短く出来るようです。また可能な限り短くする必要はなく、"plot" を例にすると
  • p
  • pl
  • plo
が同様に "plot" として実行されます。

 省略した書き方はそれをそれとして分かっていれば、コマンドを書きやすくなります。また、コマンド文を短く出来るので何が省略されているのか分かってさえいれば読みやすくもなります。ただ、しばらくgnuplotを使わずに何の略か忘れてしまうことや、他の人にスクリプトファイルを渡して読んでもらう場合などを考えると、略さずにきっちり書いておいた方がいい場合もあります。個人的には後にスクリプトファイルとして残しておくようなコマンドは略さずにそのまま書いておくようにしています。

省略例

 以下にいくつかの省略例を示しておきます。

コマンド

plot p
splot sp
set se
title tit
xrange xr
yrange yr
clear cl
break break
cd cd
exit ex
help h
history hi
load l
pause pa
print pr
quit q
show sh

plot関連

with w
using u

プロットスタイル

lines l
points p
linespoints lp
vectors vec
impulses i
steps st
boxes boxes
circles cir
dots d
filledcurves filledc
labels labels

セット(set)

angles an
degrees d
radians r
arrow ar
samples sa
key k
logscale log
margin mar
output o


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