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【雑学】 雪が降る目安、上空の寒気を観測する技術について

よく天気予報のニュースで 「上空1500メートルにマイナス6℃の寒気が来ると地上で雪が降る目安」 とか 「上空5500メートルにマイナス36℃の寒気が来ると大雪になる可能性が」 などということを聞くことがあります。 少し調べた限りではこれは目安であってこれまでの経験則からそう言われているもののようです。 それはそれとして、では上空の寒気とはいったいどうやって観測しているのでしょう? 空気は目に見えるものではないので、空を見上げても上空の方の気温がどうかなんてのは分かりません。 地上からレーザーでも照射して反射してくる何かから割り出しているのでしょうか? それとも人工衛星から観測出来るのでしょうか? おそらく直接その高度に行って温度計で測るのが最も簡単だとは思います。飛行機で上空まで飛ぶとか、観測用のロケットを打ち上げるという方法もあるでしょう。ただそれを毎日毎日続けるのは大変です。悪天候では飛行機は飛ばせないですし、ロケットを打ち上げるにしても全国各地で観測するにはロケット打ち上げ場がたくさん必要になってきます。 とまぁ、考えてばかりでもしょうがないので上空の気温の観測について調べてみました。気象庁では1日2回、高層天気図というのを公表しています。 気象庁 | 高層天気図 気象庁|高層天気図について 高層天気図 - Wikipedia 高層天気図には上空の気温も載っているので、どうやらこの高層天気図の観測方法について調べればいいようです。そして、調べてみたところ観測方法については「ラジオゾンデ」という測定装置を用いているようです。 気象庁 | ラジオゾンデによる高層気象観測 ラジオゾンデ - Wikipedia ラジオゾンデは本体には温度計や湿度計などのセンサーがついています。そして名前にラジオがついていることから分かるように、無線で地上にデータを送ります。気球はあくまでもこの装置を上空に飛ばすためのものようです。 (個人的にはラジオゾンデというと、この気球もセットなものだと思っていました) このラジオゾンデが毎日2回、日本の16ヶ所で打ち上げられ観測したデータを地上に届けているそうです。 (他には南極昭和基地、そして世界各国で同様の測定が行われているようです) 過去の各地の観測データは以下から検索できます。...

結局firefoxの動作が重くてなんとかしようとしたが、なんともならなかった件

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この記事はfirefoxの動作が重くなるのを改善しようとして、結局出来なかったというものなので役には立ちません。今後また調べるにあたりどんな試行錯誤をしたのかという記録用のものです。 以前こんな記事を書いたが ゆたりんブログ: firefoxが重くなってたのでplaces.sqliteを消してみた どうもあまりfirefoxの動作が軽くなったというわけでもなく、効果が見れなかったので別の方法を探してみた。 まず環境だけ書いておくと Ubuntu15.10 (64bit) Firefox 45.0 (64bit) CPU : Intel Core i5 661 3.33GHz x 4 メモリ : 12GB まず読み込みが重いサイトとしては Togetter、ニコニコ静画の投稿マンガ、いくつかのブログサイト である。ただ重いのは気になる記事やマンガをタブでいくつもバックグラウンド開いて(3〜5つ)後で読もうとしたときである。 重くなると数秒〜十数秒ほど画面のスクロール操作やタブを消すことがすごくもたつくようになる。OSのシステムモニターを見ての判断だが、ネットワークが遅いのではなくページのレンダリング処理などが原因と思う。 ここで思ったのが、タブをいくつも並列で読み込もうと処理をするから重いのであって、単一のタブの処理が終わってから次のタブの処理へ移るようにすればいいのでは?ということだった。探してみると読み込み処理のタブ数を制限できるアドオンがいくつかあったので試してみたが、確かに想定通りの動作にはなったのだが、動作が重くなるのは変わりなかった。 (この時点でよく検索に引っかかるabout:configの値をいじるのは試している。効果は見られなかったが) 前からちょっと気になってたのが、firefoxの動作が重くなってもCPU使用率はそれほど上がらないというのがある。上がってもせいぜい30〜40%程度までしか上がらない。 (ちなみにflashや動画を再生するとそれ以上にはなるが、今回調べてるサイトではそれは関係ない) なぜfirefoxの動作が重くてもCPU使用率が上がらないのか? もしかしてOS側(Ubuntu)でプロセスの処理を抑制してるのか?と思い、試しに端末で「yes」コマンドを打って見ると80%近くまで上がった...

Logicool Zone Touch Mouse T400 / Ubuntu でタッチパッド上部の割り当てを調べる

xevコマンドでなんのキーが割り当てられているのか調べる。UnityだとDashが表示されてしまうので、挙動がよくわからない。そこで、Gnome fallbackだとSuperキーを押してもなんの挙動も示さないので、この環境でタッチパッド上部のボタンを調べる。 結果   keycode 133 (keysym 0xffeb, Super_L) が割り当てられている模様。通常、マウスのボタンを押した時に表示される buttonは表示されなかった。 試しにSuperキーを押して見る   keycode 133 (keysym 0xffeb, Super_L) が割り当てられている。マウスを押したときの表示と同じ。その他の出力もほぼ同じだった。 Ubuntuのキーボード設定でSuperキーとAltキーを入れ替えてみる。すると、タッチパッド上部を押すとAltキーを押した動作(HUDが出る)となった。 タッチパッド上部スイッチはマウスのボタンと言うより、Superキーがそのまま割り当てられている印象を受ける。 ただし、Windowsではこのマウスの専用ソフトで割り当てが変更できているので、なんらかの変更する手段はあるはず。

「原発」関連本の出版数(Amazonのデータより)

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原発関連の書籍がどれくらい出版されているのか気になったので調べてみた。 書名に「原発」が含まれる書籍の月毎の出版数(Amazonのデータより)。赤丸は原発事故発生した月。緑丸はその1年後。グラフを見ると、原発事故発生した次の月から関連本が多く出版されているのがわかる。 twitter.com/Yutarine/statu… — ゆたりん☆未来が行方不明さん (@Yutarine) 9月 5, 2012 原発事故後にこれだけ多くの原発関連の書籍が出版されているということは、人々がそのような情報を欲するようになったといえるだろう。 検索方法は、Amazonの本の詳細検索画面で以下のように「原発」が書名に含まれる本を出版月ごとに抽出して行った。

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