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GKB47とはなんだったのか?

まず「 GKB47 」の意味について 「GKB」が Gate Keeper Basic(ゲートキーパーベーシック) の略。自殺を防ぐ活動って意味らしい。 「47」が 47都道府県 を意味する。 で両方合わせて「GKB47」と。全国で自殺を防ぐ活動をしていきましょう!ってことらしいですが。 名称については完全にAKB48を参考にしてますね。参考にしてなんの意味があるのかさっぱりわかりませんけど。とくにAKB48が活動の先頭に立つとかいう話は聞いたことないですし。 まぁ世間じゃあ「GKB」が「ゴキブリ」の略だとか言われて散々な叩かれようですね。というか、考えりゃすぐ分かりそうなもんですよね。 自殺って深刻な問題なはずなのに、アイドルの名前をもじったりしてやる気があるとは思えません。それに加えて名称が独り歩きしてしまい、肝心の活動がどういったものなのかってのが伝わってこないのも問題ですけど。 内閣府ホームページにPDF置いてありましたけど http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/suisin/k_15/pdf/s5.pdf#page=2 これ見ても、どういう活動なのかさっぱり分かりませんね。じゃあ自殺しそうな人を見つけたらどうしたらいいのか?ってのを明確にしてもらいたいものです。例えば、ハローワークに通ってた人が急に来なくなってしまったとかいろいろ自殺の前兆みたいなものがあると思うんです。市区町村だったら、この人は何年も無職だけど大丈夫だろうか?とかいろいろ調べる方法があると思うんですけど。うつ病とかで精神科に通ってる人達をリストアップすることだって可能なはずです。 問題は、実際に自殺しそうな「自殺予備軍」の人達にどうやって接触してケアしていくかってのが明確じゃないことでしょう。この辺の支援制度をしっかり築くなり計画するなりすることが第一歩じゃないでしょうかね。

【ゲーム】スペランカー先生

20年以上前のゲームだけど、いまだに人気があるゲーム「スペランカー」について。 ネット上でよく話題になるゲームです。主人公があまりにすぐ死んでしまうという貧弱さで有名…。 有名なんですけど、自分の場合はネットで見るまでこのゲームはまったく知らなかったです。 ということで、自分用のメモも兼ねて、YouTubeから動画を引用しておきます。 ↓スペランカーのプレイ動画。主人公がすぐ死んでしまう様子がよくわかります。 ↓スペランカーの音楽をボーカロイド「初音ミク」が歌っています。キャラとかアイテムも初音ミク関連のものに…。すごいの一言。

小説「カッターと私」

イメージ
ちきちきちき、と手に持ったカッターの刃をスライドさせて伸ばしていく。 これで楽になれる、そう思い右手に持ったカッターの刃を左手の手首に押し当てる。 右手に思い切り力を込める。 「ふぅ…」 いったん力を抜いて、カッターの刃を離す。左手の手首には強く押し当てていたカッターの刃の跡が赤く残っている。ただ押し当てていただけなので、まだ切れてはいない。 そう、死ぬためには中途半端に切ってはいけない。手首深くにある動脈を切らなければ、死ぬことはできない。 もう、この世界に未練などない。どこにも自分の居場所がみつからない。誰も自分のことなど気にしてはいない。なんの価値もない自分など存在していなくても、社会は何事もなく動いていく。そう、無意味な生にしがみつくより、ここで全て断ち切ろう。 再び、手首にカッターの刃を当てる。今度は、刃を手首に水平ではなく斜めにして刃の角が手首に突き刺さるようにする。少しずつ力を込める。 「ぷつっ」と刃が手首に侵入して皮膚が裂ける。鋭い痛みが、全身に寒気を誘う。そして、その寒気が一瞬のうちに熱気となり精神が昂る。刃がわずかに刺さった状態。流れ出した血が手首に一筋の線を描く。 そう、後は力の限り刃を手首に突き立てればいい。激しい痛みの後に、大量の血が体から抜ける脱力感、意識が薄れ、そして死に至る。 これで、終わり。 「ざく」…、「ざく」…、「ざく」 刃を思い切り突き立てる。何度も何度も…。 「ぱきっ」とカッターの刃が根元から折れて、折れた刃が頬をかすめる。手で頬を拭うと思ったより多くの血がべったりと手の平についていた。 そして床には、無造作に引き裂かれた雑誌の切れ端が大量に散らばっていた…。 そう、たったひと突きすれば、この世界との繋がりを絶てたはずなのに、それができなかった。なぜできなかったのかはわからない。死を伴う痛みに恐怖したからだろうか?それともまだこんな世界にしがみつきたいのだろうか? 「ぽた…ぽた…」 涙が床に落ちる…。そこに頬からの血が混じって、床を赤く汚していく。死ねなかった自分。こんな世界で生きていかなければならない絶望。 生きることもできない。そして死ぬこともできない。これから先、自分はどうしていけばいいのだろうか…。刃が折れたカッターの柄を見つめながら、ただ泣くことしかできなかった。

硫化水素による自殺者数について思うこと…

どこかの新聞の記事に、ここ一ヶ月(3月から4月にかけて)で20人近くが硫化水素で自殺を計り死亡したなんてことが報道されていました。 え?20人も硫化水素で自殺しているの?と驚きます、が… ここで内閣府が発表している「自殺対策白書」を見てみることにします。 自殺対策白書 平成18年あたりまでの自殺に関する統計データが出ています。 ここ10年くらいは毎年自殺者が約3万人くらいで推移しているようです。 だいたい毎日80人くらいの人が自殺しています。毎月だと、約2500人…。 え〜と、硫化水素で自殺した人がここ一ヶ月で20人なので、割合としては   約0.8% 100人自殺した人がいたら、硫化水素で自殺した人はそのうち1人というくらいです。 自殺対策白書には自殺の手段に関する統計もでています。こちらは男女で若干、自殺手段に差があるようですが、簡単にまとめると   縊首(首吊り) : 約60%   ガス     : 約10%   飛び降り   : 約10% 数値はボクが適当に簡略化しましたが、この3つの手法で全体の8割を占めています。硫化水素はガスに分類されるのかな?練炭による自殺もたぶんガスでしょう。 さて、硫化水素による自殺。最近毎日のように報道されています。一ヶ月で20人の自殺者ということなら、まぁほぼ毎日報道されますね。でも、硫化水素による1人の自殺者の影に99人の首吊り、ガス、飛び降りなどによる自殺者が出ているわけです。その99人については、ほとんど報道されません。 硫化水素については、周囲への被害が大きいということがあるので、毎日報道されているのかもしれません。たしかに硫化水素は非常に危険なガスではあります。では、他の自殺手段はどうかというと、電車への飛び込みでは多くの人の通勤の足に被害がでます。ビルからの飛び降りでも、まれに下にいる人に被害がでます。ガス(都市ガス、プロパン)などは爆発の危険すらあります。硫化水素だけが周囲への被害が大きいという訳じゃないような気がするのは気のせいしょうか? それに、硫化水素は周囲への被害が大きいという報道を聞いていると、じゃあ他の回りに迷惑をかけない自殺ならいいんですか?と聞きたくなります。 練炭による集団自殺、中学生の自殺、そして硫化水素による自殺と最近自殺に関する報道は多いのですが、なんで人が自殺をするのかという本質的な分析...

こんなところで…

朝、家を出るときに台所のまな板の上に文化包丁がだしっぱなしだったのを見つける。 昨日の夕飯作った後に出しっぱなしだったのか、我ながらしょうがないな、と片付けようとして包丁を握ってみる。 このまま手首をスパッと切ったら死ねるのかな? と、包丁片手にふと思う。 まぁ、手首を切って死ぬには結構深く切らないと死ねないっていうから、まずムリだろう。 リストカットとか、ちょっと切ったくらいじゃ死ねないよね。 カッターでスパッと切れば、血がドクドク流れ出して、あっさり死ねるとか思っていた頃もあったな〜。リストカットが流行る前であまり情報がなかったとはいえ、あの頃は若かった…。 いまの自分に死ぬほど深く切るだけの思い切りもなければ、度胸もない。それにこんな中途半端な現状じゃ死んでも死にきれない。こんなところでは死ねません。 なんて、思いつつ包丁を水盤に置いて家を出た。 朝っぱらから何考えてんだろ〜な〜、自分。

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