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Firefox Private Networkとはなんぞやと

Firefox Private Networkとは? Firefox Private Network Beta: Browser Add-On and Full-Device VPN テクノロジー関係の話題を追っていると、Firefox Private Networkというのがやや目に付くようになりました。調べてみるとFirefoxと名前が付いてますが、Firefoxの開発元のMozillaが提供するVPNサービスの模様。VPNサービスと言えば公衆WiFiを使っている場合でも暗号化により安心してインターネットを使えるというもの(だったかな、確か)。VPNサービスはすでに各社いろいろと提供されていて、サービス自体について言えばMozillaが提供するといってもそれほど目新しい話題でもないようです。 なお現時点でFirefox Private Networkは対象ユーザーが限られていて、アメリカ国内のユーザーのみ対象となっているようです。 そういえばFirefoxのブランド化とやらでMozillaが提供するサービスにFirefoxという名称が付くものが多くなってるようです。以前からFirefoxを使っている自分としては、Firefoxと言えばブラウザという認識しかない古いタイプの人間なのでなかなか話を理解するのが大変。 ではFirefox Private NetworkはブラウザのFirefoxと関係が無いのかと言うとそうではなく、 Firefox Private Network Beta: Browser Add-On and Full-Device VPN の説明を読んでみると Firefoxのアドオンとして提供されるVPNサービス 使用するデバイスのインターネット通信に対して提供されるVPNサービス の2つがあるため、関係していると言えばしてるようです。 それと現時点ではデバイス向けのVPNサービスの方は有料ベータ版だそうで、おそらく正式サービスになった場合でも有料のままかと思われます。またアドオン版の方は無料となってますが、毎月の使用時間に制限がある模様。 とりあえずアメリカでのベータテストを経て、サービス自体どう展開されるかが気になりますね。

[雑談] Firefoxのアドオンが全部無効化されてしまったという話題

 Firefoxで使っているアドオンが全部無効化される、アドオンのインストールも出来ないという不具合が起きていたようで、多くのユーザーが巻き込まれて結構騒ぎになってました。一応、現時点(2019年5月6日)では緊急の対応とアップデート(66.0.4リリース)がされたようです。 Add-ons disabled or failing to install in Firefox | Mozilla Add-ons Blog  まぁ詳しい話はIT系のニュースサイトでも読むことにして、自分の環境ではどうだったかという話。  実際、自分のところの環境では特に何も起きませんでした。アドオンは17個ほど入れているので不具合が出てもおかしくない状況だったと思うんですがそうでもなく。Firefoxを起動し直すと不具合が起きるという話も出てたので、それも試してみましたがそれでもなんともなく。  不具合が起きなかったことで関係ありそうなこととしては、環境がUbuntu 18.04.2 LTSでかつディストリビューションで配布されているFirefoxを使っているという点。ただ、Linuxの各種ディストリビューション配布のパッケージも例外ではないという話もあったので、本当に関係してるかどうかはまだなんとも言えませんね。  たまたま何らかのタイミングで不具合を回避してただけかも知れないわけで。  とりあえず現時点の情報だけではまだなんとも言えないので、今後のMozilla側の調査結果とか関連ニュースなんかを見ていくことにします。

[雑談] ニュースで出てくる「Brexit」って用語はどういう意味なのか?

BBCのサイトでニュースをちらほら眺めていたら 「Brexit」 という用語が出てました。見慣れない語だったので電子辞書で調べてみたのだけど、ヒットしない。こうなるとたぶん新しい用語だろうということで、ネットで検索してみることに。 で、検索してみた結果としては 「イギリスのEUからの脱退」 という意味で 「British」と「exit」を合わせた語の模様。 (参考 : Brexit - Wikipedia ) Br+exitで Brexit ってな感じですかね。 日本だとイギリスと呼ぶのが一般的なので、Britishではイメージしずらい感が。 まぁとりあえず一つ勉強になりました。

[雑談] 「交渉が決裂」という表現

 会社や国家間などの交渉についての報道で 「交渉は決裂したとみられます」 などという表現がされることを見聞きする。  個人的には「決裂」というと、関係修復が不可能とか、 その後の事態が悪い方向にエスカレートしていくというイメージを抱く。これに対して一度双方が持ち帰って仕切り直す場合には「交渉は持ち越し」「妥協に至らず」などと言い表わすというイメージ。  さて、将来的なことがどうなるかは誰にも分からないけれど、ある程度の予測は出来る。交渉について報道している報道機関などが交渉をどう捉えているのか、そして今後どう展開するのかというのを、その言葉のニュアンスから推し量ることが出来るだろう。  ただそこに伝える側の願望が混じってくると、それにより表現が引きずられていくこともある。世の中、真正直に事実や報じる側の考えが伝えられることばかりではない。過剰な表現を用いることで注目を集めるようなことすらある。そして事実とは反する全くのデタラメ(フェイク)であったり、事実とフェイクが入り混ぜられている場合があったり。  では「決裂」という表現がされた場合、それが一体どういった状況を指していることになるのであろうか?これには報道する各社が普段からどういったスタンスで物事を報じているかを捉えて、複数の機関からの報道を総合的に捉えて判断する必要がある。「決裂」という表現をした機関、それとは異なる表現で伝えた機関、それと海外メディアなど補足すべき情報は多岐に渡る。  そしてまた時系列を辿ることも必要である。始め過激な表現で伝えられていたとしても、徐々にその勢いが衰えていくということもしばしば。そしてマレにそのままエスカレートしていくという場合もある。  最終的にすべてが確定した後になら容易にそれまでの過程がどうであったかを判断することが出来る。しかし、状況が確定していない段階で限られた情報の中でどう判断するか。それは各人に委ねられた選択でもある。

[雑感] Firefox 64.0がリリースされたので、何が追加されたのかなど

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Firefoxのバージョンが上がって64.0になっています。 バージョンアップに伴いいくつか機能が追加されたそうなので、少し見てみることにします。 関連記事やリリースノートなど Mac、PC、Linux 向け新高速ブラウザー | Firefox Latest Firefox Release Available Today - The Mozilla Blog Firefox 64.0, See All New Features, Updates and Fixes 複数タブの操作性が向上 Controlキーを押しながらタブをクリックしていくことでいくつものタブを同時に選択出来るようになってます。連続して並んでいるタブならShiftキーでクリックすることでまとめての選択も出来ます。 選択後はタブをまとめて移動させたり、ブックマークやピン止めしたり出来るようです。 こちらは選択してるときのタブの状態のスクショ。右3つが選択状態で左2つは非選択状態。 Linux版とMac版でパフォーマンス向上 link time optimization (Clang LTO)というのが有効化されたため、Linux版とMac版でパフォーマンスが向上したそうです。Windows版では63ですでに有効化されてるそうです。 ちょっと使ってみた限りでは、体感的にはどう向上したのかよく分からない感じ🤔 Live bookmark機能が本体から切り離される 以前にLive bokmark機能がFirefox本体から切り離されるという話が出てましたが、このバージョンからですか。このブログでもちょっと書いたりしたんですが。 [ニュース] Firefox本体からフィード機能が切り離されるそうな 本体から切り離されるといってもアドオンとして提供されているので、継続してこの機能を使うならそちらに移行すればいいでしょう(ちょっと手間だけど😕)。 その他 その他にもいくつか機能追加などされてますね。自分にはあまり関係なさそうなのでざっくり読み飛ばしましたが、気になる方はリリースノートなり関連ニュースなど読んで下さい。

物理の世界で使われる籠目(かごめ)という言葉

またちらほらと科学関係の記事を読んでいると、どこかで聞いたような単語が出てました。 Scientists create atomic scale, 2-D electronic kagome lattice 「kagome lattice」と出ていて、このkagomeというのは日本語の「カゴメ」ではないのかな?と思ったらそれで合ってました。😉 記事中にも「traditional Japanese woven bamboo pattern」と書かれてます。 では「カゴメ」とはなんぞや?というと、漢字で書くと「籠目」で竹で編んだ籠の模様のこと。 籠目 - Wikipedia 実際には籠の編み方はいくつもあるわけですが、物理の方でのカゴメは六角形と三角形で埋められる構造のことを指すようです。 カゴメ格子 - Wikipedia Trihexagonal tiling - Wikipedia 鉱物の構造にも見られるとかなんとか。 自分は記事で初めてそういう名前だというのを知ったんですが(形自体は馴染みはありましたが)、物理の方での用語自体は1951年に初めて使われたそうなので結構前から使われていたようです。検索してみるとカゴメ構造に関する研究はたくさんありました。 初めの記事の研究は原子レベルで2次元のカゴメ構造を作って、そこでの電子の振る舞いを調べたもののようです。また時間があるときにでも読んでみることにします。 Amazon 科学関連の書籍

研究の世界にある英語の壁(ニュース記事より)

Nature.comのニュース記事を読んでいると Scientists struggle with confusing journal guidelines というのが載っていました(2018年11月8日の記事)。 英語の論文誌への投稿に関する、100以上の国の7000人近い研究者を対象としたオンラインでの意識調査の解説みたいです。 なんでも英語を第一言語としない国の研究者は、英語の論文誌への投稿を大変に感じているとかなんとか。単に英語を読み書きするという話だけでなく、論文自体のあまり明文化されていない投稿のルールがその要因になっているとも。それと投稿後の査読などのやり取りなども。 まぁ言語以外に文化的な差異もあるんでしょうか?ニュース記事中の図を見ると、日本、韓国、中国で苦手意識が高いと出てます。ただ図にあるのは他にブラジルとインドだけなので、詳しく知るには大元の調査結果を見ないとわからないですね🤔 研究の世界はその中にいないとなかなか分からないことが多いのでしょうけど、研究だけではなく言語の壁があったりと結構大変そうです。 関連記事に以下のような記事(2008年のものですが)があったので、これを読めば何かしらの背景みたいのはつかめるかもです。 Language: The language barrier : Nature News 時間があるときにでも読んで見ることにしましょう😉 Amazon 英語関係の書籍

量子領域において電子でフラクタル図形を作るという研究

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ちらほらと科学関係のニュースをみていたら何やらおもしろそうな話が出てました。 Physicists build fractal shape out of electrons オランダのユトレヒト大学の研究者が行った研究で、なんでも量子領域で電子がフラクタル図形を形成するというもの。 実験自体は銅(Cu)表面に一酸化炭素分子(CO)を配置して、その時の表面の電子状態をSTM( 走査型トンネル顕微鏡 - Wikipedia )で観測しているようです。詳しくは上のニュース記事や論文を読んで下さい。 出来上がったフラクタルの形状はSierpiński triangleと呼ばれるもののようです。 一体どのようにしてこのような図形を作ることが出来たのかも興味ありますが、この状態の電子がどういう振る舞いを示すのかもおもしろそうですね。スケールサイズはナノスケールレベルでしょうけど、一体どのくらいの領域で形成されているのか気になります。 で、話は変わりますが、フラクタルと言えば最近自分でも少しいじって遊んでみてました。いくつかYoutubeのチャンネルに動画をアップしています。 fractalプレイリスト その中の一つに今回紹介した研究のフラクタル(Sierpiński triangle)で作った動画もありました。 自分でもまだフラクタルというものについて分かっていないことが多いですが、興味深い研究が出てくるともっと調べてみたくなりますね😉   Amazon フラクタル関係の書籍

[ニュース] Firefox本体からフィード機能が切り離されるそうな

IT系のニュースを眺めていたら、Firefoxからフィード機能が切り離されるというニュースが出ていてびっくり。 FirefoxがRSSおよびAtomのサポートを打ち切り、フィード機能はアドオン経由で提供されることに - GIGAZINE Your RSS is grass: Mozilla euthanizes feed reader, Atom code in Firefox browser, claims it's old and unloved • The Register 要は各種Webサイトの更新情報をRSSなどで読み込んで、ライブブックマークで表示するという機能の切り捨てってとこでしょうか。いやいやいやいや、個人的にはライブブックマークは結構使用頻度高いんですけど。個人ブログなど更新頻度が比較的長めなサイトはfeedlyで更新情報をチェックしてるんですけど、ニュースサイトみたいに頻繁に更新されるところはライブブックマークから新規情報をチェックしてたんですよ。Firefoxにブックマークツールバーを表示させて、そこにライブブックマークのフォルダを作っていくつも放り込んでおくと簡単に確認が出来まして…。それが使えなくなるって言うと結構痛いです。若干というか結構ニュースサイトの確認方法を考え直さないとならないわけで。 なんて悩んだわけですが、ニュース記事を読むとFirefox本体からその機能が無くなるだけで、アドオンとして同様の機能のものがいくつか提供されているとのことです。というわけで取り急ぎあわてる必要は無さそうです。 かつてあったGoogle Readerが無くなってもう結構経ちますが、フィード機能を利用出来る状況が徐々に減って来ている模様。それはそれでちょっと寂しい。

空模様(2018年9月9日〜15日)を映したタイムラプス動画

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先週(2018年9月9日〜15日)の空模様を映したタイムラプス動画をYoutubeにアップロードしました。 天気としては全体的に曇りや雨が多かったです。 アップロードした動画は一週間分まとめたものになっています。 以下、動画中の各日付へのリンクと天気、その他ニュースなどの情報などになります。 9月9日 日曜日 https://youtu.be/UtZGe3VTcMA?t=9s 曇り時々雨 9月10日 月曜日 https://youtu.be/UtZGe3VTcMA?t=2m34s おおむね雨 9月11日 火曜日 https://youtu.be/UtZGe3VTcMA?t=4m59s 晴れ時々曇り 9月12日 水曜日 https://youtu.be/UtZGe3VTcMA?t=7m24s 曇り時々晴れ 硫黄島沿岸で海底噴火と見られる状況が確認される 硫黄島 (東京都) - Wikipedia 9月13日 木曜日 https://youtu.be/UtZGe3VTcMA?t=9m49s 晴れのち雨(夕方雷雨) 9月14日 金曜日 https://youtu.be/UtZGe3VTcMA?t=12m14s おおむね曇り(朝のうち霧) 9月15日 土曜日 https://youtu.be/UtZGe3VTcMA?t=14m39s 雨のち曇り 台風22号、フィリピンのルソン島北部に上陸 ルソン島 - Wikipedia

先週(2018年9月3日〜8日)の空模様を映したタイムラプス動画(台風21号など)

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先週(2018年9月3日〜8日)の空模様を映したタイムラプス動画をYoutubeにアップロードしました。 天気としては4日に台風21号が来ました。また6日には北海道で大きな地震がありました。 アップロードした動画は一週間分まとめたものになっています。 以下、動画中の各日付へのリンクと天気、その他ニュースなどの情報などになります。 9月3日 月曜日 曇り時々晴れ 台風21号 が日本列島に接近 9月4日 火曜日 曇りのち雨(台風21号) 台風21号 が日本列島上陸。特に大阪で強風、高潮、大規模な停電などの大きな被害。 (関西国際空港浸水、連絡橋にタンカー衝突) 9月5日 水曜日 晴れ時々曇り 9月6日 木曜日 晴れのち曇り 北海道胆振東部地震発生 : 午前3時7分、M6.7、最大震度7 大規模な停電、土砂崩れなど大きな被害。 9月7日 金曜日 おおむね曇り 9月8日 土曜日 雨のち曇り

Ubuntu 18.04.1 LTSのポイントリリースが出たようで

Ubuntu 18.04 LTSがリリースされたのが今年(2018年)の4月。 その後、順調に進んで18.04.1のポイントリリースが出ました。確か当初の予定だとポイントリリースが出るのは7月の終わり頃だったと思うので、予定通りのリリースになったのかと。ちょっと確認してみたら、Ubuntuのサイトからはもうイメージファイルのダウンロードが出来るようになっていました。 リリースノートもそれに合わせて18.04.1のものが出ています。 BionicBeaver/ReleaseNotes - Ubuntu Wiki ポイントリリースに関する記事 First point release of 18.04 LTS available today - Ubuntu Blog | Ubuntu Blog Ubuntu 18.04.1 LTS Released, Download Links & Details Inside - OMG! Ubuntu! 16.04から18.04へのアップグレードは初めのポイントリリース(つまり18.04.1)が出てからとされていました。いま16.04 LTSを使っていてUbuntuのアップグレード対象を次のLTSと設定している場合は、そろそろアップグレードの案内が来るかと思います。 (さっき試してみましたがまだのようでした) 16.04でもサポート期間はまだ2021年まであるので、特にまだアップグレードする理由が無かったり、準備が整っていない場合はそれほど慌ててアップグレードする必要はないでしょう。 すでに18.04 LTSを使っている場合は、すでに上がっているかアップデートしたら上がると思われます。新しくインストールしたりアップグレードする必要はないはずです。使用しているUbuntuのバージョンを確認するコマンドは $ lsb_release -a です。気になる場合は確認してみて下さい。 以下、あまり関係ない脱線した話。 さて、ポイントリリースはなんぞや?と言われると自分はよく分かってはいないのですが、まぁ一つの区切り?みたいなものでしょうか。OSやソフトがバグ修正やセキュリティ対応などでアップデートされていくと、段々とリリースした当時のものとは変わっていきます。もしOSのイメージファイルがず...

[気象] この冬、やたら寒かったり雪が多かったりするのはラニーニャ現象の影響らしい

NHKの記事 「ラニーニャ現象」の影響と気象庁分析 この冬の低温と大雪 | NHKニュース というのが出てました。 (気象庁の報道発表資料 :  平成29年12月以降の低温と大雪の要因について(速報) ) ラニーニャ現象は東太平洋の赤道付近の海面水温が平年より低くなる現象と言われています。 記事や資料を読むと、この冬に寒気が入り込みやすかったのは偏西風が蛇行していたためで、その要因としてラニーニャ現象の影響が考えられるようです。 詳細な分析は3月に気象庁が運営する 異常気象分析検討会 で行われる模様。 また、気象庁のサイトにラニーニャ現象(エルニーニョ現象も)についての情報がまとまっています。こういったニュースを読み解く上で参考になるかと思います。 エルニーニョ/ラニーニャ現象 エルニーニョ/ラニーニャ現象とは よくある質問(エルニーニョ/ラニーニャ現象)   結構情報量が多いので、まずは基本的なところから読んでいった方が分かりやすいと思います。

Ubuntu18.04のインストール時に「Minimal Install」が選択出来るようになるらしい

Ubuntuの次のLTS(18.04 : Bionic Beaver)のリリースが近づいているためか、関連する話題がいくつか出てきています。 その中の一つとして、Ubuntuのインストール時に「Minimal Install」というオプションが付いて選択出来るようになるようです。 Ubuntu adds 'Minimal Install' option to installer - OMG! Ubuntu! ざっと記事を読んだ限りでは、Minimalと言ってもそう極端にいろいろ削っているわけではなく、デスクトップ環境やブラウザなどは用意されているようです。どうやら比較的大きめのソフトがいくつか(80個くらい?)インストールされないようです。後から自分の好きなソフトを入れていきたい場合はそれなりに選択肢になってくるのかと思います。 おそらくですが、軽量化を望むのならLubuntuやXubuntuなどの軽量フレーバーのLTSを選んだ方がいいんじゃないかと思います。リリース時期は各種フレーバーもUbuntuとほぼ同じになると思うのですが、また何か情報があったらブログに書いておきたいと思います。 で、元の記事の最後にも書かれているのですが、この「Minimal Install」というのはすでに存在する「 Ubuntu MinimalCD (mini.iso)」とは別のものです。MinimalCDとはそれこそ可能な限り小さくしたものとなっていて(数十MB程度)、後から自分で環境を入れていきたい人やCDしか読み込めないマシンなどのインストールに使われています。インストール後の環境構築はコンソールからの操作が必要なので、ある程度分かっている人向けでしょう。 追記 2018年2月16日 23時26分 他の記事も出てたので追加(FOSSBYTESより) Ubuntu Adds New "Minimal Installation" Option For Fewer Preinstalled Packages   「desktop development team」がオプションを追加することを決定したと書かれているので、追加されるのはほぼ確定でしょうか。

MPV(動画再生ソフト)にGUIフロントエンドが付くかも知れないらしい

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MPV(動画再生ソフト)にGUIフロントエンドが付くかも知れないという記事 MPV, the Command Line Video Player, is Considering a GUI - OMG! Ubuntu!   が出ていました。 MPVとはなんぞや?というと、一言で言うとコマンドラインで実行するカタチの動画再生ソフトになります。 mpv.io mpv (media player) - Wikipedia ソフト自体はmplayer2からフォークされたソフトのようです。 (MPlayerというとだいぶ以前からLinux環境で使われてきた動画再生ソフトで、mplayer2はそのフォーク。そしてMPVはそのmplayer2のフォークになるみたい) MPVはコマンドラインで実行するソフトと言っても、動画はちゃんと端末とは別ウィンドウが開いて再生されます。またマウスやキーボード操作もある程度は可能になっています。再生速度の変更もキーボードから出来るので、そのへんのキー設定さえ覚えておけば便利に使えるソフトです。 個人的にもタイムラプス動画をチェックするのに使用しています。 またLinux環境の動画再生ソフトだとVLCやSMplayerなどもありますが、ソフトの動作の軽さではMPVは結構いい線をいってると思います。このへんは機能を絞り込んでいるという利点でしょう。 (VLCでもcvlcというコマンドが用意されています) 最初の話題に戻って、今回の記事のMPVにGUIフロントエンドが付くかも知れないというのは、なかなか思い切った取り組みだと思いました。どの程度のものが用意されるのかは分かりませんが、本格的なモノが付いてくると他のGUIがある動画再生ソフトの領域での競争になっていきそうな予感です。 (ちなみにすでにサードパーティー製のMPVのフロントエンドはいくつか存在しています)

太陽フレア現象(9月6日発生)の情報まとめ(9月12日昼時点まで)

2017年9月6日発生の太陽フレア現象に関するその後の情報についてまとめてみました。 まず国土地理院の発表。 9月6日に発生した太陽フレアのGPS測位への影響(速報)|国土地理院 9月8日の日中、スマホやカーナビ向けのGPSによる測位精度が悪くなった時間帯が生じたそうです。また専門的な利用向けのGPSの測位精度に関しては、そういった影響を軽減する仕組みがあるようで、これまでのところ影響はないそうです。 次に国立天文台の発表。 「ひので」による大規模太陽フレアを起こした活動領域の観測について | 科学衛星「ひので」 太陽観測衛星ひのでによる観測データがまとめられています。今回の太陽フレア現象でもいろいろとデータが取得出来たとのことなので、より詳しい研究につながっていくと思われます。リンク先にはひのでにより撮影された動画と、太陽フレア現象自体の解説動画が掲載されています。より深く太陽フレア現象について知りたい場合は参考になるかと思います。 太陽で起きた現象が地球に影響するということは当然日本だけの話ではありません。 NASA( National Aeronautics and Space Administration: アメリカ航空宇宙局)も次のような情報を出しています。 SDO | Solar Dynamics Observatory Sun Erupts With Significant Flare | NASA (9月6日以降の情報も書かれています) こちらはイギリスの複数の大学の観測チームの情報。 Scientists observe largest solar flare in 12 years

太陽フレア現象再び(2017年9月11日)

前回のブログの太陽フレア現象の話 太陽フレア現象(2017年9月6日発生)関連のお話の用語をいくつか その続きというか、再び大きな太陽フレア現象があったそうです。NICTの発表は次のリンク先に。 大型太陽フレアの観測に関するその後の状況(2) | NICT-情報通信研究機構 発生日時は2017年9月11日の00時35分。 太陽フレア現象で飛んでくるコロナガスが地球に到来するのが9月12日の未明から午後早くにかけてだそうです。約1日ちょいかかって地球にやってくるってところでしょうか。 あとは今回の太陽フレア現象を起こしている黒点群が太陽の反対側に移動していくので、今後は影響が少なくなっていく的なことも書いてありました。

太陽フレア現象(2017年9月6日発生)関連のお話の用語をいくつか

太陽フレア現象自体は規模の大小はあるようですが、2017年9月6日に起きた太陽フレア現象は特に規模が大きいものだったようです。そしてその太陽フレア現象により放出されてコロナガスが地球に到達することによる影響を懸念するニュースがいくつも報道されていました。磁場の乱れによる影響のピークは9月8日の午前中だったようです。また太陽活動については活発な状態なようなので、しばらくは注視する必要があるとかなんとか。 (Web上のニュース記事はしばらくするとリンク切れになってしまうので、今回は貼りません) 注意喚起自体は国立研究開発法人の情報通信研究機構( NICT )から出されていました。 プレスリリース | 通常の1000倍の大型太陽フレアを観測 | NICT-情報通信研究機構 で、まぁこの手の話について詳しくはなくてニュースを読んでいてもまず用語からしてちょっと聞きかじった程度。ということで、この機会というのもなんですが、いくつか用語とその意味を調べてみました。 とりあえず、メモ程度の話としてブログに残しておきます ・太陽フレア現象 : Solar flare    太陽表面での爆発現象 ・コロナ質量放出 : Coronal Mass Ejection(CME)    コロナのガスが宇宙空間に放出される現象    地球に達すると、通信障害、磁気嵐、オーロラが発生する場合がある ・コロナ : Corona    太陽の最外層の部分 ・太陽風 : Solar Wind    太陽コロナから放出されるプラズマ流。放出される粒子は陽子、電子など。 追記 2017年9月9日15時53分 起きた事象としては 1. 太陽の表面で太陽フレア現象が起きる。 2. 太陽フレア現象でコロナガスが宇宙空間に放出される。 3. そのコロナガスが地球に到達する。 4. 地球に到達したコロナガスが地球の磁場を乱す 5. 乱れた磁場の影響でなんやかんや起きる みたいな感じでしょうか。 また、コロナガスが地球に到達する前に光が地球に到達するので、そこから規模を見積もってるようですね。何か影響が出る前に事前に注意喚起が出来たのはそのためかと。

Adobe Flash Player on Linuxのサポート再開のニュースと実際に使用してみた感想

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ニュース概要 Ubuntuのニュース関連サイトのOMG! Ubuntu!でこんな記事が掲載されました。 Adobe U-Turns, Decides to Support Flash for Linux なんでもLinuxでのAdobeによるFlash Playerのサポートが再開されたようです。 またAdobeの開発ブログは以下のように書かれています。 Beta News – Flash Player NPAPI for Linux 機能、安定性、セキュリティが強化されたとのこと。 これまでAdobeはLinuxでのFlash Playerのサポートをすでにセキュリティサポートのみに切り替えていて、バージョン11.2からマイナーバージョンアップのみ行われていました。 ただしLinux版のGoogle Chromeでは仕組みが違うPPAPIプラグインの形で最新のFlash Playerが提供されていました。このへんの経緯をよく把握してないけど、これはFirefoxなど仕組みの違う他のLinuxアプリからは使用できないものだったので、それらのアプリではこれまで提供されていたNPAPIプラグインを使う必要がありました。 今回サポートが再開されたのはこちらのNPAPI版の方。 サポート再開によりメジャーバージョンも23 betaに上がりました。これまで11.2系列だっただけに一気に上がった形です。11.2は2012年リリースなだけに4年ぶりのメジャーバージョンアップ。 しかしバージョンが上がっても他のOSやPPAPI版の機能を全て備えているわけではない模様。 DRM、GPU acceleration、Stage 3Dなどが使えないようだけど、実際どのようなサイトで支障が出るかはよく分かりません。 現在、以下のサイト Download Adobe Flash Player 23 Beta for Desktops - Adobe Labs で今回リリースされたFlash Playerの32bit版と64bit版のプラグインファイルが配布されています。 ただし今回のリリースではまだFedoraとその系列のディストリビューションはサポートされないとのこと。 試してみた使用感 インストール方法 注意 : 将来的にはUbuntuなどディ...

GKB47とはなんだったのか?

まず「 GKB47 」の意味について 「GKB」が Gate Keeper Basic(ゲートキーパーベーシック) の略。自殺を防ぐ活動って意味らしい。 「47」が 47都道府県 を意味する。 で両方合わせて「GKB47」と。全国で自殺を防ぐ活動をしていきましょう!ってことらしいですが。 名称については完全にAKB48を参考にしてますね。参考にしてなんの意味があるのかさっぱりわかりませんけど。とくにAKB48が活動の先頭に立つとかいう話は聞いたことないですし。 まぁ世間じゃあ「GKB」が「ゴキブリ」の略だとか言われて散々な叩かれようですね。というか、考えりゃすぐ分かりそうなもんですよね。 自殺って深刻な問題なはずなのに、アイドルの名前をもじったりしてやる気があるとは思えません。それに加えて名称が独り歩きしてしまい、肝心の活動がどういったものなのかってのが伝わってこないのも問題ですけど。 内閣府ホームページにPDF置いてありましたけど http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/suisin/k_15/pdf/s5.pdf#page=2 これ見ても、どういう活動なのかさっぱり分かりませんね。じゃあ自殺しそうな人を見つけたらどうしたらいいのか?ってのを明確にしてもらいたいものです。例えば、ハローワークに通ってた人が急に来なくなってしまったとかいろいろ自殺の前兆みたいなものがあると思うんです。市区町村だったら、この人は何年も無職だけど大丈夫だろうか?とかいろいろ調べる方法があると思うんですけど。うつ病とかで精神科に通ってる人達をリストアップすることだって可能なはずです。 問題は、実際に自殺しそうな「自殺予備軍」の人達にどうやって接触してケアしていくかってのが明確じゃないことでしょう。この辺の支援制度をしっかり築くなり計画するなりすることが第一歩じゃないでしょうかね。

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