MPV(動画再生ソフト)にGUIフロントエンドが付くかも知れないらしい

MPV(動画再生ソフト)にGUIフロントエンドが付くかも知れないという記事
が出ていました。

MPVとはなんぞや?というと、一言で言うとコマンドラインで実行するカタチの動画再生ソフトになります。
ソフト自体はmplayer2からフォークされたソフトのようです。
(MPlayerというとだいぶ以前からLinux環境で使われてきた動画再生ソフトで、mplayer2はそのフォーク。そしてMPVはそのmplayer2のフォークになるみたい)

MPVはコマンドラインで実行するソフトと言っても、動画はちゃんと端末とは別ウィンドウが開いて再生されます。またマウスやキーボード操作もある程度は可能になっています。再生速度の変更もキーボードから出来るので、そのへんのキー設定さえ覚えておけば便利に使えるソフトです。
個人的にもタイムラプス動画をチェックするのに使用しています。

またLinux環境の動画再生ソフトだとVLCやSMplayerなどもありますが、ソフトの動作の軽さではMPVは結構いい線をいってると思います。このへんは機能を絞り込んでいるという利点でしょう。
(VLCでもcvlcというコマンドが用意されています)

最初の話題に戻って、今回の記事のMPVにGUIフロントエンドが付くかも知れないというのは、なかなか思い切った取り組みだと思いました。どの程度のものが用意されるのかは分かりませんが、本格的なモノが付いてくると他のGUIがある動画再生ソフトの領域での競争になっていきそうな予感です。
(ちなみにすでにサードパーティー製のMPVのフロントエンドはいくつか存在しています)

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