投稿

4月, 2020の投稿を表示しています

今日のラズパイ日記 : カメラモジュールのフォーカスを変更してみる(物理的に)

イメージ
Raspberry Pi のカメラモジュール、どうもフォーカスが遠距離(無限遠?)となっているようで、近くのモノを撮ろうとするとピントが合わずにボケて写ってしまいます。で、フォーカスをどうにか変更して近距離のマクロ撮影に出来ないものかと調べてみると、モジュールとして組まれているレンズ部分を回転させるとそれが出来るとのこと(あくまでも自己責任でやりましょうという類いの話ですが)。ただモジュールを見ても回転させられそうな部分が無いような? で、これモジュールをよく見るとレンズ前面の部品に4つの取っ掛かりがありました。どうやら回転させるというのはここの取っ掛かりを利用して回転させる模様。ただこの取っ掛かりは1mmあるかどうかの微妙なものなので、回転させると言っても難しい。なんとか精密ピンセットで回転させると、フォーカスを変更することが出来ました。反時計回りに回すと近距離、時計回りに回すと遠距離にピントが合うようです。 変更出来ました、とは言ってもだいぶ難しいです、これ。カメラモジュール自体、基盤とカメラ部分が分離するようで、回転させるときに下手に力が偏ると分離してしまいそうになります。また精密ピンセットで何とか回転させることが出来ましたが、つかもうとするときに滑ってレンズ部分にピンセットの先が当たってしまい若干のキズが入るという有り様…。またどれくらい回転させればいいかも探り探りやっていく必要があるので、要領をつかむまでが大変。 ネットで調べると、回転させる道具を3Dプリンタで作るというネタもいくつか出てくるので、そういうのを利用した方が無難でしょう。 何はともあれ、これで近距離のモノもピントを合わせて撮影出来るようになったのでそれを利用して何か撮影していきたいです。 (レンズにキズが入ってしまったのは痛い代償…) スポンサーリンク Amazon商品リンク : Raspberry Pi関連商品

今日のラズパイ日記 : カメラ撮影の露光時間の謎

raspistillコマンドの露光時間(シャッタースピード)設定 カメラモジュールで撮影に使用するコマンドraspistillですが、このコマンドは-ss もしくは --shutterで露光時間設定をマイクロ秒単位で設定出来ます。ただ、このコマンドで長時間露光(数秒単位)しようとすると、コマンドが終了するまで何故かその10倍くらいの時間を要する模様。 例えば「-ss 1000000」と設定すればマイクロ秒単位なのだから露光時間が1秒となるのだけど、コマンドが終了するまで10秒ほど時間を要しました。「-ss 10000000」と露光時間10秒とすると1分40秒(100秒)を要するといった感じ。 なお、撮影したJpegファイルのExifを見ると、露光時間はちゃんとコマンドで設定した値となっていました。 コマンドが露光時間以外に一体何に時間を費やしているのか謎ですが、他のオプションとも関連してるかも知れないのでもう少し調べてみることにします。 なぜこれに気が付いたかというと、タイムラプスモードで撮影しようとしたとき、露光時間を大きく取るとraspistillコマンドがまったく反応しなくなってしまったことからでした。この状態になるとkillコマンドでも終了できなくてRaspberry Pi自体再起動する必要が出てくるという有り様。おそらくタイムラプスの撮影間隔より1回の撮影に要する時間が長くなってしまったのが原因なような気がしますが、はてさて。 確かドキュメントの方には露光時間は6秒以内にするという記述があったような覚えがあるんですが、それも関連してるかも知れないです。 スポンサーリンク Amazon商品リンク : Raspberry Pi関連商品

今日のラズパイ日記 : SSHとVNC、それとカメラ設定

ラズパイ4を使い始めてみようということで 先日届いたラズパイ4。 ゆたりんブログ : Raspberry Pi 4を買いました 早速、リモート(ローカルのネットワーク)からも使えるようにSSHとVNCを試してみました。で、Raspbianの初期設定では両方ともサービスの有効化が必要でした。 設定の方はGUIからでもCUIからでも出来る模様 SSHとVNC SSHに関してはサービスを有効化するだけですんなりリモートから接続出来たんですが、VNCの方はもうひと手間必要でした。というか、クライアント側との認証方式が絡んでいて、ラズパイのVNCサーバーの設定でパスワードをUNIX方式からVNC方式に切り替えることで無事接続出来ました。 またVNCはラズパイをディスプレイと接続していないとどうもクライアントから接続出来ないようで、こちらはVNCサーバーの設定から解像度を規定することで対処出来ました。 専用カメラ ラズパイ用の専用カメラ、リボンケーブルって言うんですかね?ラズパイ本体との接続の仕方がちょっとむずかしくて若干手間取りました。それとカメラのレンズに緑色の透明シールが貼られていたんですが、これはそのまま使うものなのかそれとも剥がしてもいいものなのかで判断に迷いました。まぁ結局はよく考えずに剥がしましたけど。 専用カメラに関しても、Raspbianの設定から有効化が必要でした。 で、jpeg取得コマンドでちゃんと写真を撮影出来ることを一応確認。 結構キレイに映る模様。あとでパラメーター設定など詰めていくことにします。 そういえばUSBカメラ用のソフトのCheeseも試してみたんですが、専用カメラだと一応画像は取得出来てるのですが、画像に縞々が出来てしまっていておまけに色もだいぶおかしな感じ。これはカメラのドライバがUSBカメラのそれとは違ってるんですかね?あとでまた確認することにしましょう。 スポンサーリンク Amazon商品リンク : Raspberry Pi関連商品

Raspberry Pi 4を買いました

イメージ
ついにRaspberry Pi 4を購入! Raspberry Pi 4、以前から欲しいと思っていましたがどうにも使い道が思い浮かばずなかなか購入に至らずという日々が過ぎていました。しかし、まぁいろいろと思うところがあってついに購入。同時に専用ケースやキーボード、マウス、電源ケーブル(USB-C)、HDMIケーブルなどいろいろ購入する必要があるものが多くて、注文するのに結構手間取りました。 で、届いたのがこちら↓ Raspberry Pi 4の箱 買ったのはメモリが4GBのモデル。 Raspberry Pi 4 本体 「パソコン」として見れば小さい、というのが第一印象。いまではスマホが当たり前になってるので、小さいデバイスとしてはそれほどインパクトを感じなかったのは正直な感想。まぁスマホとは用途が異なるので、比較してもしょうがないところ。 しかし、基盤むき出しのデバイスを手に取るのはなかなかにして久しぶり。こういうのは静電気に気をつけなくては、ですね。 電源は入るのだけど、画面がまったく変わらない… さっそく起動に必要なmicro SDカードやケーブル類を接続してスイッチON。 ケーブル類を接続 しかし接続したディスプレイには虹色の画像が映るのだけど、待てども待てどもそこからまったく進まず。うーん、これはちょっとめんどくさい事態になってしまったような…、と思いつつ、ネットで検索してみると、どうやらHDMIケーブルを挿すポートを変えるという方法がありました。で、隣のHDMIポートの方にケーブルを接続して電源を入れると無事起動。一安心です。 インストール続行  OS(Raspbian)インストール中の画面 OSであるRaspbianのインストールを進めていきます。今回は専用ケースキットに入っていたOSインストーラーの入ったmicroSDカードを用いてインストールを進めました。 Raspbian、インストール完了 無事インストール完了。画面解像度や言語設定などもいろいろ調整しました。 専用ケースに入れる インストール作業が終わったので、後回しにしていたヒートシンクを付けたりやケースに入れたりする作業をしていきます。 一緒に買った専用ケースキットにはヒートシンクが3つと

今シーズン7度目(2020年3月24日)&8度目(3月28〜29日)の本格的な雪降り

イメージ
7度目の本格的な雪降り(2020年3月24日) このときの積雪は約10cmくらい積りました。 もう3月も終わりなので、今シーズンまとまって降るのはこれで最後だろうなぁ、と思っていました。このときは…。 8度目の本格的な雪降り(2020年3月28〜29日) 一気に積りました。積雪は約20cmほどでしょうか。7度目に降った雪はほとんど融けていたので、写真に写っているのはほぼこの8度目に降った分になります。 このときは冬型の天気図ではなく、太平洋側を進んできた前線、低気圧と寒気の入りが合わさった降りだった模様。いわゆる「上雪」と呼ばれているもので、春先によくこういった降りの雪となります。雪質がかなり湿った感じで水分を多く含むので、雪かきも大変。しかも結構な大雪となることも多いです。 ただ気温も比較的高くなってくる時期なので、融けるのも早いものです。冬の置土産といった感じでしょうかね。 今シーズンの雪降りを振り返ってみると 今シーズンの冬はだいぶ暖かく、雪も少なかったです。でも、こうしてブログでまとめてみていると8回ほどまとまって降ったのが分かるので、降ることは降っていました。恒常的に積もってる状態とはならなかったですが。 さて、この記事を書いている時点でもう4月に入っているので、時期的にはもう多く積もるまで雪が降ることは無いかな〜とは思います。それでも過去のデータを見るに、5月に入るくらいまでは積もる可能性はあります。もう数週間はそれなりに雪に対する備えを維持しておくことにします。

スポンサーリンク