今日のラズパイ日記 : カメラ撮影の露光時間の謎

raspistillコマンドの露光時間(シャッタースピード)設定

カメラモジュールで撮影に使用するコマンドraspistillですが、このコマンドは-ss もしくは --shutterで露光時間設定をマイクロ秒単位で設定出来ます。ただ、このコマンドで長時間露光(数秒単位)しようとすると、コマンドが終了するまで何故かその10倍くらいの時間を要する模様。

例えば「-ss 1000000」と設定すればマイクロ秒単位なのだから露光時間が1秒となるのだけど、コマンドが終了するまで10秒ほど時間を要しました。「-ss 10000000」と露光時間10秒とすると1分40秒(100秒)を要するといった感じ。

なお、撮影したJpegファイルのExifを見ると、露光時間はちゃんとコマンドで設定した値となっていました。

コマンドが露光時間以外に一体何に時間を費やしているのか謎ですが、他のオプションとも関連してるかも知れないのでもう少し調べてみることにします。

なぜこれに気が付いたかというと、タイムラプスモードで撮影しようとしたとき、露光時間を大きく取るとraspistillコマンドがまったく反応しなくなってしまったことからでした。この状態になるとkillコマンドでも終了できなくてRaspberry Pi自体再起動する必要が出てくるという有り様。おそらくタイムラプスの撮影間隔より1回の撮影に要する時間が長くなってしまったのが原因なような気がしますが、はてさて。
確かドキュメントの方には露光時間は6秒以内にするという記述があったような覚えがあるんですが、それも関連してるかも知れないです。


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