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ZoteroをUbuntu 20.04 LTSにインストール

Zoteroとは  公式サイト Zotero | Your personal research assistant 参考ページ 新たな文献管理ツール「zotero」~便利な使い方を詳しく解説 | 英文校正と論文翻訳の医学英語総合サービス   Zoteroを導入する – 分析室の屋根裏   ZoteroというWeb上のページをアーカイブしたり、引用形式で出力したりという便利なソフトがあります。基本は論文執筆のための文献管理としての役割が大きいですが、Webページのアーカイブ機能だけでも十分役に立ちます。ブラウザのブックマーク機能とは異なり、アーカイブした時点での情報を保管出来ます。 以前はFirefoxのアドオンとしても配布されてましたが、現在はスタンドアローンのパッケージとなっていますね。スタンドアローン版の場合、ブラウザとは連携アドオンを介してやり取りするという形式。 公式パッケージの配布形式はtarball Linux版の配布形式はtarballとなっていてそのままでは扱い難いため、インストール作業が必要になってきます。   インストール作業  公式のドキュメントにインストール作業が分かりやすく書かれているのでそちらを参照しましょう。 このインストール作業を簡単に説明しておくと以下の3つの過程となります。 ダウンロードしたtarballを解凍し、任意の場所に配置する(自分で管理しやすい場所) 起動用ファイル設定用のスクリプトを実行 出来上がった起動用ファイルのシンボリックリンクを ~/.local/share/applications/ 以下に配置 これでUbuntuのアプリケーション一覧、もしくは検索に出てくるはずです。 その他にアーカイブを保存する場所の設定だったり、ブラウザに連携用アドオンを入れるなどの作業も行っていきます。

Ubuntu 20.04 LTSでナイトモード設定はどこにいったのか?

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 Ubuntu 20.04 LTSを使っていて、ふと 「そういえばナイトモードがあったはずだけど、そんな設定は見かけなかったような?」 と思った次第。 システム設定をざっと見てもナイトモードの項目は見つからず。 そして、ネットで検索してみると次のような情報が。 How to turn on Night Light Blue Light filter in Ubuntu 20.04 どうやらシステム設定のディスプレイの設定からナイトモードを有効に出来る模様。 そしてよく見てみると確かにディスプレイ設定のタイトルバーにナイトモードの設定項目がありました。   ここでナイトモード設定を有効に出来るようになっています。 ただ、これ設定がどこにあるか分かりにくいですね。いろいろと項目毎に別れているシステム設定のさらにその先でも項目に分かれるという二段構え。そういうものだと分かっていればいいんですが、そうではなく初めて使う場合にはこれは直感的では無いんじゃないかなと。 個人的には、ナイトモード設定はディスプレイ設定のページに一本化してよかったんじゃないかと思いますが。 まぁそれはそれとして、Ubuntu 20.04 LTSでもナイトモードの有効化が出来たので良しとしましょう。    

Ubuntu 20.04 LTSでMozc(日本語入力)を使用出来るようにするまでの手順メモ

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IbusでMozcによる日本語入力を使用出来るようにする話 Ubuntu 20.04.1 LTS(日本語Remixではない方)をインストールした段階ではMozcによる日本語入力が行えないので、それを可能にするまでの手順メモ。 (日本語設定済みで使いたいなら素直にUbuntu 20.04 LTSの日本語Remixを使えばいいです) (追記:2020年8月17日 Ubuntu Japanese Teamが作成しているUbuntu Desktop 日本語 Remixも20.04.1 LTSがリリースされてますね。 Homepage | Ubuntu Japanese Team )    Mozc使用に必要なパッケージ Mozcを使うに当たって、ここではibusを使用する前提で進めることにします。 インストールするパッケージは ibus-mozc mozc-utils-gui その他、依存関係によりインストールされるいくつかのパッケージ   システム設定 システムの方での設定は Input SourcesにMozcを追加 でログアウトし再度ログインするとibusでMozcによる日本語入力が行えるようになります、多分。   キーバインドを変更しShift-SpaceでMozcのモードを変更出来るようにする Shift-Spaceで英数入力、日本語入力を切り替えるには、mozcのkeymap設定に以下のスクリーンショットにあるキーバインドを追加します。 これでとりあえずはMozcによる日本語入力は出来るようになりました。 参考ページ 日本語インプットをfcitxからibusに切り替えようとしたときの作業記録(Ubuntu 16.04.3) 引き続きibusを試してみたときの作業記録的なお話 (Ubuntu 16.04.3)

Ubuntu 20.04 LTSで初めからインストールされているGNOME Extensionsを無効にする方法

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初めからインストールされているGNOME Extensions Ubuntu 20.04 LTSのGNOMEデスクトップ環境では初めからいくつかのGNOME Extensionsがインストール(有効となっている)されています。 Desktop Icons Ubuntu AppIndicators Ubuntu Dock   これらの拡張機能を管理するには これらはGNOME Tweaksで拡張機能を無効にしても無効とはなりません。マニュアルでインストールする拡張機能とはシステム的に別管理となっているため、ちょっと扱いが特殊となってきます。 そして、Ubuntu 20.04 LTSではこれらの拡張機能の管理も行える「Extensions」というソフトがあるのでこれを用います。

Ubuntu Dock上のアイコンクリック時の挙動を変更する方法(Ubuntu 20.04)

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ソフトのウィンドウを2つ以上立ち上げてある状態の挙動 Ubuntu Dock、ソフトのウィンドウを2つ以上立ち上げている状態でDock上のアイコンをクリックすると小さいウィンドウサムネイルが表示。どのウィンドウを表示するかを選択することになります。 ただこの挙動、目的のウィンドウを表示するためには複数回マウスクリックが必要となるため、出来れば短縮化したいところ。ということで、今回は操作の短縮化につながる方法について説明していきます。 なお、ここではDash to Dock(Ubuntu Dockの元になっているExtension)をインストールしてカスタマイズするという方法については触れません。 Ubuntu Dockのカスタマイズ項目 Ubuntu Dockで出来るカスタマイズ項目は限られているので、細かい設定を行って使用するには不向き。 Ubuntuのシステム設定から行える項目としては オートハイド アイコンサイズ 表示させるディスプレイ Dockを画面のどこに配置するか といったところ。アイコンクリックに関する設定はありません。 gsettingsもしくはdconf-editorで設定 挙動を変更する方法はやや難易度が上がりますが、gsettingsというコマンド、もしくはdconf-editorというシステム設定ソフトを利用します。 設定項目は org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock の click-action の設定値。 デフォルトではこれが「focus-or-previews」になっているので、これを目的の挙動となる設定値へと変更します。 ウィンドウ切り替えを簡略化するには、Dockのアイコンをクリックするごとに表示するウィンドウを切り替えるのが良さそうです。その場合は設定値を「cycle-windows」とします。 dconf-editorでの設定画面   ということで、このようにすることでUbuntu Dockのアイコンクリック時の挙動を変更することが出来ます。   参考ページ gnome shell - Can I make Ubuntu 18.04 switch between multiple windows of the program by just clicking the i...

mpv(メディアプレーヤーソフト)で動画再生時にカクつかないように対処(Ubuntu 20.04)

mpvで動画再生すると、ある条件下で再生にカクつき mpvというメディアプレーヤーソフト(主に動画再生に利用される)があるんですが、ある条件では再生にカクつきが起きてしまいました。コマンドラインのメッセージを見るに、結構なフレームドロップが発生していました。 (うちのパソコンのスペックが低いのはしょうがないとして) で、条件はというと フルHD動画を2倍速以上で再生 動画再生をウィンドウ表示で行う という2つが合わさった場合。 ウィンドウ表示再生ではなく、フルスクリーン表示にしてるとカクつかない、フレームドロップが発生し難かったです、謎。    ハードウェアデコード(hwdec)を無効化することで解消 mpvはコマンドラインオプションで各種設定を行えるんですが、ここで--hwdecオプション、つまりハードウェアデコード設定の変更を行うことで問題を解消することが出来ました。 ただ4倍速以上ではそれでもフレームドロップは発生してしまいましたが、それはスペックの問題ということで割り切ることにしました。   mpvでハードウェアデコードを無効化する方法 ハードウェアデコードを無効にするにはいくつか方法があります。 動画再生時にハードウェアデコードの有効、無効を切り替えるにはキーボードショートカット「Ctrl + h」で行えます。 常にハードウェアデコードを無効にしておきたい場合はホームディレクトリの ~/.config/mpv/mpv.conf というファイルに hwdec=no と記述します。 またUbuntuの場合は /etc/mpv/mpv.conf というファイルにハードウェアデコードを有効とする記述があります。なので、このファイルもしくは記述をなんとかしても良さそうですが、こういった場所のファイルはあまりいじりたくはないので今回はこれ以上は触れません。 以前に似たようなブログ記事を出していますが MPV(動画再...

Ubuntu Softwareが起動しないのでいろいろと調べてみる(Ubuntu 20.04.1 LTS)

 起動しないUbuntu Software Ubuntu 20.04.1 LTSをインストールしたんですが、まず気になったのが「Ubuntu Software」が起動しないという点。これが起動しないとソフトウェアをインストールするが結構めんどうになってしまいます。 調べてみると「Ubuntu Software」は「snap-store」というsnapパッケージの模様。コマンドも「snap-store」。そして、端末でsnap-storeのコマンドを実行すると、コアダンプを吐いて落ちてしまいます。これは困った。  aptで「ubuntu-software」をインストール 調べてみると、標準で入っている「Ubuntu Software」の他にaptでインストール出来る「ubuntu-software」というものもあるようです。 なおこちらはダミーパッケージであって、インストールされるのは「gnome-software」のようです。 ということでこの「ubuntu-software(gnome-software)」をインストール。 実行すると通常のソフトウェアセンターのように使うことが出来ました。ソフトウェアのインストールも問題なし。 「snap-store」と「gnome-software」の違いは… 何が違うのかはよく分かっていないので、また時間があるときにでも調べることにします。 とりあえずgnome-softwareの方を使っていくことで対処は出来そうではあります。 以下はそれでもsnap-storeの方をどうにか立ち上がるようにしたい場合の話で、現時点であまり情報が無いようなのでおすすめはしません。 snap-storeを再インストールすると別のsnap-storeがインストールされる? snap-storeが起動しないという件を調べていると、snap-storeを再インストールするといいような話が出てきます。ただこの方法ではどうも同じsnap-storeでも別のsnap-storeがインストールされるようです。後者のものはsnapパッケージのソフトのみ扱えるものらしく、別物のようです どうやら再インストールをして元のsnap-storeを入れ直すには、snapコマンドでインストールチャンネルを適切に設定する必要があるようです。これに関しては、...

Ubuntu 20.04.1 LTS、GNOMEデスクトップ環境のキーボードショートカットの変更点?について

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キーボードショートカットのコマンド割り当てでの「%」文字の使用 これまでUbuntu 18.04 LTSを使っていましたが、そのときキーボードショートカットのコマンド割り当てでつまづいたことがありました。 以前のブログにそのあたりのことを書いてあります。 キーボードショートカットで音量調整を行う際にポップアップ表示が出るのを回避する方法(GNOMEデスクトップ環境) 簡単にまとめると、キーボードショートカットのコマンド割り当てにおいて文字列に「%」が入っていると直後の文字が認識されないというもの。 (UbuntuというよりGNOMEデスクトップ環境での話になるでしょう) 例えば以下のコマンドは端末からは実行出来ますが、これをこのままキーボードショートカットのコマンド割り当てに登録しても思った通りの挙動とはなりません。 $ pactl set-sink-volume @DEFAULT_SINK@ +5% (コマンド自体は音量を5%上げるというもの) どうも「%」は特殊な文字として扱わるようで、上記コマンドを思った通りに実行するには $ pactl set-sink-volume @DEFAULT_SINK@ +5%% として登録する必要がありました。   Ubuntu 20.04.1 LTSので挙動 さて、Ubuntu 20.04.1 LTSをインストールして、キーボードショートカットに pactl set-sink-volume @DEFAULT_SINK@ +5%% をカスタムコマンドとして登録したのですが、なぜか思った通りの挙動とはなりませんでした。 「はて?これは一体?」と思いいろいろ試してみると、どうやらUbuntu 20.04.1 LTSではコマンド割り当てに「%」が入っていてもそのまま認識されているようです。 つまり「%」は特殊文字とは扱われないようで、「%」が入るコマンドでもそのままキーボードショートカットに登録すればいいということに。 ということで、コマンド割り当てには以下のようにそのまま登録することで思った通りの挙動となりました。 pactl set-sink-volume @DEFAULT_SINK@ +5% ...

Ubuntu 20.04.1 LTSをインストールしようとして失敗した話(リカバリーには成功)

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パソコンのストレージをSSDにしたので、次はUbuntuのインストール 先日のブログ記事 ゆたりんブログ : パソコンのHDDをSSDに換装 パソコンに新しくSSDを取り付けたので、さっそくUbuntu 20.04.1 LTSをインストールしていきます。   インストール用USBメモリ作成 インストール用のUSBメモリはSSDを取り付ける前に予め作成しておいてあります。 さて、それよりも前にすでにUbuntu 20.04 LTSインストール用のUSBメモリを作って動作確認までしていたのですが、ちょうどポイントリリースのUbuntu 20.04.1 LTS提供開始のアナウンスがありました。せっかくなので、20.04.1 LTSでUSBメモリを作り直して作業をすることにしました。 (ここでUSBメモリの動作確認を省いてしまったのが後々響いてくることに…) Ubuntu 20.04.1 LTSインストール パソコンにインストール用USBメモリを挿して起動すると、USBメモリのチェックが入るようです。以前はこういった画面を見たことはなかったので、最近のUbuntuからこうなったんでしょうか? さて、この画面を見ていたら何やらエラーが1つ見つかったというようなメッセージが表示されてました。なんだろう?と思ったのですが、その後にUbuntuのライブ環境も通常通り立ち上がって動作したので特に問題は無いと判断。インストール作業を進めていきます。 インストール作業は始めは順調だったのですが、ユーザー作成の段階で何やらエラーメッセージウィンドウが表示されてしまいました。内容的にはインストールに使用しているメディアが不完全、もしくはパソコンのストレージがよろしくないという感じ。 インストール前のメディアチェックでエラーが出てたので、ストレージではなくインストール用USBメモリの方の問題でしょう。  なんやかんやでインストーラーもクラッシュ…。   USBメモリの作り直し…、って前に使っていたHDDを戻さないとならないのですが…  問題点ははっきりしているので、単にインストール用USBメモリを作り直せばそれで大丈夫でしょう。ただここで大きな問題は、パソコンにすでにSSDを取り付けてあるのでこの状態ではOSは立ち上がらないんですよね。前にメインスト...

Firefoxでマウスのホイールスクロールのスクロール速度を上げる方法

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FirefoxでWebサイトを見ているとき、マウスのホイールスクロールでページがスクロールされる速度が微妙に遅いと感じることがしばしば。 (最近、マウスを新しくしたのでそれで余計にそう感じるように) こういうのはシステム全体のマウス設定で変更するのがいいと思うのですが、今回は簡単にFirefoxで出来る方法をとりました。 Firefoxではページのスクロールがスムーズとなるようスムーズスクロールを有効に出来るんですが、この設定を有効にしていると微妙にスクロールされる量が小さくなる模様。 (スクロールされる量が小さいというか、スクロールがスムーズになる分、その間のホイール操作が拾い切れていないような印象) ということで、スムーズスクロールを使用しない設定にすると結構キビキビスクロールしてくれるようになりました。

Ubuntu 18.04 LTSでスクリーンロックが効かなくなってしまったので対処

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Ubuntuでスクリーンロックが機能しなくなってしまった Ubuntu 18.04 LTSを使っているのですが、自分の環境では数カ月前からロックスクリーン機能がどうも上手く働かない状況になってしまってました。 キーバインド「Super + L」でスクリーンがロックされて、次に使う時にはパスワードを入力してロック解除するという機能ですが、なぜかロックされていない場合がたまに出ていたという状況。 スクリーンロック以外ではサスペンドからの復帰にもパスワードが要求されるんですが、そこでもどうも挙動が怪しい。 で、最近だとほとんどスクリーンロックは機能しなくなってしまい、スクリーンロックしようとすると強制的にログアウトされてしまうという有り様。ログアウトされてるなら一応パスワードロックされているわけですが、その場合は立ち上げていたソフトが終了してしまうので使い勝手がよろしくない。 スクリーンロック、個人的にこのパソコンでは単に画面を消灯しておきたい時に使っていて、パスワードロックはそれほど必要ではないです。なのでクリティカルに困るわけじゃないんですが、ロックしたつもりがロックされないっていうのは気持ちが悪い。 以前だったらデスクトップ関係の設定ファイルを丸ごと削除するという荒業で乗り切ったりしてたんですが、最近のデスクトップ環境はそうもいかない(まぁ以前もそのやり方でよかったのかどうかは疑問ではあるところ😋)。 解決方法 さて、そんなわけで状況改善のため直してみようといろいろ試したところ、いくつか対処を試みることで解決したので以下に手順をまとめておきます。 (最近Ubuntu 20.04 LTSがリリースされたので、いっそそれをクリーンインストールしちゃうという方法もあったんですが、再度の環境構築を考えるとなかなか重い腰が上がらなかった…) 方法1. GNOME Tweaksでリセット GNOME Tweaksのメニューから「Reset to Defaults」を選ぶことで、ある程度の設定を初期化することが出来ます。ただ、ここで初期化されるのはGNOME Tweaksで設定する項目のみ(?)のようで、この方法では解決しませんでした。 「Reset to Defauls」はメニューから選択する 方法2. インストールしてあるGNOME Shell extensionsを無効化...

マウスの右クリックの反応が怪しいけど、反応を調べる方法は何だったっけ?

マウスの右クリックの反応が… どうもマウスの右クリックの反応が怪しいです。ボタンを押すときの指の位置の微妙な違いによって反応したりしなかったり。まぁこのマウスは数年前からたまに右クリックの反応が怪しくなるときがあるので、反応が鈍いこと自体はしょうがないと割り切ってます。 原因としてはおそらくマウス外装、ボタン部分のプラスチックが微妙に変形していて、内部のスイッチを上手く押せていないためじゃないかと思っています。まぁ想像ですが。 ということで、ボタン部分をぎゅっと押さえておくなどしてプラスチックの変形を緩和してやれば対処出来るのではと思った次第。 xなんちゃらコマンド… で、今回の話の本題ですが、ちゃんとボタンが反応するかどうかの判定をする方法をど忘れしちゃってました…。 (まぁ適当なGUIソフトで右クリックメニューが表示されるかどうかでも確認は出来るんですが) 確か「xなんちゃら」というコマンドを実行して、表示されるウィンドウ内でボタンを押せばターミナルに反応が表示されたはず。さて、そのコマンドはなんだっけ?というところまでアタマに出かけてるのですが、そこから先がどうにも思い出せない。ネットで検索しようにも、ちょっとどう検索ワードを指定すればいいのかでまた迷うといった感じ。 はてさて、どうしたものかと悩んでいたのですが、そういえば以前Ubuntuのフォーラムでその手の質問に解答していたことを思い出しました。 https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=18431 そうそう、「xevコマンド」を使うんでした。これで右クリックの反応が直ったかどうかの判定が楽に出来そうです。 それにしても、やっぱり記憶にだけ頼るんじゃなくて、ちゃんと書き記して記録として残しておくことも大切ですね。

seqコマンド : コマンドラインで様々な連番テキストを出力

連番というと 日常生活で「連番」というと宝くじを買う時の指定方法が身近ですね。宝くじと言えばついこの間に年末ジャンボの当選発表がありましたね。当たりましたでしょうか? (私はそもそも年末ジャンボは買っていないのですが😜) 連番とは さてそんな話はさておいて、「連番」とは何かしらの番号が連続しているものです。単純に1ずつ増加していくのが連番としては一般的ですね。さらに何かしらの規則に従って数が並んでいるのが数列。なので連番というのは数列の一種と見なせるでしょう。 簡単な連番の作り方 以下は-10から1ずつ増やして10まで並べた連番。 -10,-9,-8,-7,-6,-5,-4,-3,-2,-1,0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 これくらいの連番ならキーボードのテンキーを打てばすぐ作れます。 では以下のような1〜300までの連番はどうでしょう?これをキーボードで打って作るとなるとさぞ大変でしょう。作業自体は単純ですが、指先の神経と集中力を持続させることが要求されます。 001,002,003,004,005,006,007,008,009,010,011,012,013,014,015,016,017,018,019,020,021,022,023,024,025,026,027,028,029,030,031,032,033,034,035,036,037,038,039,040,041,042,043,044,045,046,047,048,049,050,051,052,053,054,055,056,057,058,059,060,061,062,063,064,065,066,067,068,069,070,071,072,073,074,075,076,077,078,079,080,081,082,083,084,085,086,087,088,089,090,091,092,093,094,095,096,097,098,099,100,101,102,103,104,105,106,107,108,109,110,111,112,113,114,115,116,117,118,119,120,121,122,123,124,125,126,127,128,129,130,131,132,133,134,135,136,...

Ubuntuのibus(日本語入力するときに使うやつ)の変換候補欄のフォントを変更する方法

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ibusの変換候補欄のフォント変更 追記(2020年1月13日11時35分) 変換候補欄のフォントは文字が小さいなどの問題が無いなら特に変更する必要は無いのですが、たまには雰囲気を変えて気分転換をしてみたいと思ってその変更方法を調べてみることにしました。 ibusの設定を探してみたけれど Ubuntuで日本語入力するときのibusの変換候補欄のフォントを変更しようとしたのだけど、どこで設定すればいいのか見当たらない。以前はibusは設定画面があったような覚えがあるのだけど、いまのibusではそういうのは無いのだろうか?単に自分が見落としているだけかも。 というわけで、どうにかして変換候補欄のフォントを変更しようと思いその方法を探してみた。 GNOMEの拡張機能(GNOME Shell Extensions) 「ibus font setting」という拡張機能があった。これを用いることで、フォント変更を行うことが出来た。 dconf Editorによる変更 拡張機能に頼らず、dconf editorでシステムのとある項目の設定値を変更することでもフォント設定を行うことが出来た。項目はdconf Editorで探す場合は以下の場所。 /desktop/ibus/panel/custom-font ここのデフォルト値が「Sans 10」となっているのでこれを好きなフォントの設定に書き換える。例えば次のように書き換える。 Noto Sans CJK JP 12 mikachan 12 追記(2020年1月13日11時09分) 編集している項目や設定値はUbuntu(やGNOME)のバージョンによりここで表記しているものとは異なることがあります フォント変更するとこんな感じ フォントとして瀬戸フォントを設定するとスクリーンショットのようになる。 ibus変換候補のフォントを瀬戸フォントに変更

Ubuntu(GNOME)でウィンドウのタイトルバーが場所を取ってしまうことへの対処

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Ubuntu(GNOME)のトップバーとウィンドウのタイトルバー Ubuntu(GNOMEデスクトップ環境)では画面上部にGNOMEのトップバーが表示されています(時計やスピーカー音量、WiFi接続などが表示されている部分)。そして、起動しているソフトのウィンドウを最大化表示すると、このGNOMEのトップバーとウィンドウのタイトルバーの両方が画面上部に位置することになります。 今回の記事は Ubuntu 18.04 LTS GNOME 3.28(たぶん) で試した上で書いています。一応、Ubuntu 19.10でも少し試してみています。 トップバーとタイトルバーが両方あるとウィンドウの表示領域が狭くなる 例えばFirefoxのウィンドを最大化しているとこんな感じ。トップバーとタイトルバーが両方あるとちょっと場所を取ってしまい、相対的にウィンドウの内容が表示されるスペースが小さくなります。 トップバーとタイトルバーの両方が表示されている状態 余談ですがFirefoxでは少し以前のバージョンから、タイトルバーを表示しないよう設定することができます。下のリンクはそのことを紹介したブログ記事です。 Firefox66のLinux版でタイトルバーの省略表示がデフォルトになったということで比較 Firefoxの場合はこの設定により表示領域を広く取ることが出来るでしょう。ただ今回はFirefoxだけでなく、他のソフトも含めた一般的な対処方法について考えていくことにします。 対処方法を考えてみる さてここでウィンドウの表示領域を大きくしたい場合、どのような対処があるでしょうか?考えられる方法として トップバーを非表示にする タイトルバーを非表示にする のいずれかがあります。ウィンドウの最大化ではなく、全画面表示にするという手もありますが、その場合は他のウィンドウを操作し難くなってしまうのでこれは除外することにします。 今回は上記2つのうち、2番目のタイトルバーを非表示にする方法を紹介していきます。個人的にはトップバーは常に表示させておきたいというのがその理由です。トップバーを非表示にする方法も探せばありそうなので、やりたい方は調べてみて下さい。 GNOMEでデスクトップ環境を設定、拡張する方法 GNOMEデ...

Strawberry Music PlayerというClementineからフォークされたソフト

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Strawberry Music Playerとは Linux上で動作する音楽再生ソフトにStrawberryという比較的新しいソフトが出ています。調べてみると、このStrawberryというソフトはこれまた音楽再生ソフトであるClementineからフォークされたものとのこと。 Strawberry Music Player Strawberryのスクリーンショット フォークされた元のClementineについて フォークされた元のClementineはバージョン1.3.1が最新版です。 Clementine Music Player このバージョンがリリースされたのは2016年なので、ここ数年は新しいバージョンが出ていないようです。 Strawberryはフォークされたということで機能も強化…されていると思いますが、ちょっと説明を読んだ限りではよく分かりませんでした(外部サービスとの連携についてはClementineの方が豊富かも?)。 Strawberryの使用感 さてStrawberryを実際に使ってみた感想ですが、Clementineとほぼ同じように使うことが出来ました。元のClementine自体シンプルで操作しやすい音楽再生ソフトなので、Strawberryも同様に使いやすい感じ。 Ubuntuでは「ソフトウェア」からSnapパッケージがインストール出来ますが、Snapパッケージの特性からか日本語フォントがやや見難くなってしまってました(Ubuntu 18.04.3の場合)。このへんの問題はそのうち解決されるとは思います。 また、Strawberryの公式サイトからUbuntu用のdebパッケージをダウンロードしてインストールすることも出来ます。こっちの方法だと日本語フォントもシステムの設定に合わせたものになるため見やすいです。

ソフト紹介 : GNOME Clocksについて(時計、アラーム、タイマーなど)

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GNOME Clocks 時計、アラーム、タイマーなどの機能が利用出来るソフトウェアにGNOME Clocksというものがあります。 調べてみたところ、Ubuntu(ここでは18.04 LTS)では始めからはインストールされていないようなので、必要に応じて別個にインストールする必要があります。 なおインストールするとソフトウェアの名前はデスクトップ環境上では「時計」もしくは「Clocks」として表示されます(分かりやすいようで分かりにくいような…)。 インストール Ubuntuの「ソフトウェア」でソフトを検索すると、通常のもの(debパッケージ)とSnapパッケージのものが見つかります。両者はほぼ違いが無いようですが、参照しているサウンドファイルが異なるようで、アラームの音が異なって来るかも知れません。 このブログ記事を書いている段階でのUbuntu 18.04 LTSでインストールされるGNOME Clocksのバージョンは以下の通り。 通常パッケージ : 3.28.0 (なおスクリーンショットについてはSnap版の3.34.0のものを使用しています) GNOME Clocksの機能 以下にいくつかスクリーンショットを貼っておきますが、GNOME Clocksの機能としては 世界時計 アラーム ストップウォッチ タイマー があります。 世界時計 ウィンドウ上部のバーから「世界時計」を選択。バーの一番左の「新規」から検索して時計を表示したい都市を選びます。都市は複数表示しておくことが出来るため、各都市の時差の確認に利用出来るでしょう。 世界時計 また都市の時計をクリックすると、その都市の日の出、日の入りが表示されます。 各都市の日の出、日の入りを表示 アラーム アラームは以下のスクリーンショットの通り。時間、そして曜日を選んで設定出来ます。 アラームの設定 ストップウォッチ ストップウォッチはラップ取得機能もあります。 ストップウォッチ機能 タイマー タイマーはこのように設定して使います。ただ複数タイマーをセットするような機能は無いようです。 タイマー設定 アラームやタイマーで鳴らす音について 設定を探してみましたが、どうやらソフトウェア側から鳴らす音を設定することは出来ないよう...

Nautilus(ファイルマネージャー)のブックマークが記録されているファイル

Nautulusのブックマーク機能 以前に以下のブログ記事として書いていますが、Ubuntu(というかGNOMEデスクトップ環境)のファイルマネージャーのNautilusにはブックマーク機能があります。 [ゆたりんブログ] : Nautilus(ファイル)のブックマーク機能はどこに行ったのか? よく使うフォルダを登録しておくと、サイドバーからすぐにそこに飛べるっていう便利機能です。 ブックマークされているフォルダが記録されているファイルの場所 ブックマークに記録されているフォルダはどこかしらに記録されているわけですが、それはホームディレクトリの ~/.config/gtk-3.0/bookmarks にあります(Ubuntu 18.04 LTSの場合)。 lessやcatコマンドで中身を確認すると、いま現在ブックマークに記録されているフォルダ名が記載されていることが分かります。 なお日本語のフォルダ名は日本語ではなく文字化けしたように記載されるようです。これはこのファイルの文字エンコーディングの設定によるものと思われます。そもそもこのファイル自体、ユーザーが直接扱うことは想定していないでしょうし、システム側からすればこのような設定の方が都合がいいのでしょう、たぶん(根拠なし)。 ブックマーク以外の記載 さて、このファイルにはユーザーが登録したブックマーク以外に「ドキュメント」や「ダウンロード」といったフォルダも記載されているでしょう(前述したように日本語は文字化けしたように記載されるので、意味不明な場所が記載されているように見えるかと)。 なおこのような「ドキュメント」、「ダウンロード」のようなフォルダはブックマークではなく、さらに別の設定で登録されているフォルダとなっているため、bookmarksファイルに記載があろうがなかろうが特には関係ないようです。 まとめ というわけで、Nautilusのブックマークが記録されているファイルについて見てきたわけですが、このファイルを直接編集したらどうなるかについては…まぁ自己責任でとなりますかね。システムが絡むファイルはヘタにいじるとどこか別の箇所に影響が出たりすることが稀によくありますので。 ブックマークに登録したり削除するには、Nautilus上で操作するのが無難という当...

Ubuntuのリポジトリからインストール出来るgnuplotのパッケージについて

この記事は今日現在(2019年12月26日)の Ubuntu 18.04.3 LTS gnuplot 5.2.2+dfsg1-2ubuntu1 での情報を元にしています。将来的にパッケージ構成が変わるかも知れないので、そのへん念頭に置いて読んで下さい。 Ubuntuのリポジトリにあるgnuplotパッケージの種類 Ubuntuでgnuplotを使おうとした場合、aptコマンドで簡単にインストール出来ます。今回はそれによってインストール出来るgnuplotのパッケージについて説明していきます。 (最新版や開発版、さらにカスタマイズしたい場合などはソースコードをダウンロードしてきて自分でビルドするのがいいでしょう) コマンドライン端末からapt searchでgnuplotを検索すると、直接gnuplotと関係あるパッケージとして以下のものが見つかります。 gnuplot gnuplot-qt gnuplot-x11 gnuplot-nox gnuplot-data gnuplot-doc このうち、一番上のgnuplotはメタパッケージとなっていて、このパッケージをインストールするとgnuplot-qtがインストールされます。またこのときgnuplot-dataも合わせてインストールされます(gnuplot-qtの依存関係により)。gnuplot-dataはgnuplot-x11、gnuplot-noxをインストールした場合にも合わせてインストールされるようになっています。 (gnuplotのメタパッケージをインストールするとgnuplot-qtがインストールされる書きましたが、そのとき使用しているUbuntuの環境によってはgnuplot-x11もしくはgnuplot-noxがインストールされるかも知れません) パッケージ毎の出力端末の違い 再びパッケージ一覧の説明に戻ります。以下の3つのパッケージはどれもgnuplotではあるのですが、それぞれ出力端末に違いがあります。 gnuplot-qt gnuplot-x11 gnuplot-nox パッケージ名を見て分かるように出力端末が"Qt"、"X11"、"Xサーバー無しの環境用"にと分かれてい...

Ubuntu 18.04 LTSでKernelを5.0に上げてみた

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Ubuntu 18.04 LTSでKernelを5.0に上げてみました。 とりあえず、以下に参考にしたページのリンクを貼っておきます。 Ubuntu 18.04.3 LTS Arrives with Linux Kernel 5.0 - OMG! Ubuntu! Kernel/LTSEnablementStack - Ubuntu Wiki いまのマシンでは特にKernelを5.0に上げる必要性は無かったんですが、上げられるなら上げてみようかと思って上げた次第。一応、パフォーマンスの改善もあるのかな?詳しくは分からないけど。

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