Nautilus(ファイルマネージャー)のブックマークが記録されているファイル

Nautulusのブックマーク機能

以前に以下のブログ記事として書いていますが、Ubuntu(というかGNOMEデスクトップ環境)のファイルマネージャーのNautilusにはブックマーク機能があります。
よく使うフォルダを登録しておくと、サイドバーからすぐにそこに飛べるっていう便利機能です。

ブックマークされているフォルダが記録されているファイルの場所

ブックマークに記録されているフォルダはどこかしらに記録されているわけですが、それはホームディレクトリの
~/.config/gtk-3.0/bookmarks
にあります(Ubuntu 18.04 LTSの場合)。
lessやcatコマンドで中身を確認すると、いま現在ブックマークに記録されているフォルダ名が記載されていることが分かります。
なお日本語のフォルダ名は日本語ではなく文字化けしたように記載されるようです。これはこのファイルの文字エンコーディングの設定によるものと思われます。そもそもこのファイル自体、ユーザーが直接扱うことは想定していないでしょうし、システム側からすればこのような設定の方が都合がいいのでしょう、たぶん(根拠なし)。

ブックマーク以外の記載

さて、このファイルにはユーザーが登録したブックマーク以外に「ドキュメント」や「ダウンロード」といったフォルダも記載されているでしょう(前述したように日本語は文字化けしたように記載されるので、意味不明な場所が記載されているように見えるかと)。
なおこのような「ドキュメント」、「ダウンロード」のようなフォルダはブックマークではなく、さらに別の設定で登録されているフォルダとなっているため、bookmarksファイルに記載があろうがなかろうが特には関係ないようです。

まとめ

というわけで、Nautilusのブックマークが記録されているファイルについて見てきたわけですが、このファイルを直接編集したらどうなるかについては…まぁ自己責任でとなりますかね。システムが絡むファイルはヘタにいじるとどこか別の箇所に影響が出たりすることが稀によくありますので。
ブックマークに登録したり削除するには、Nautilus上で操作するのが無難という当たり前の話。


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