物理の世界で使われる籠目(かごめ)という言葉

またちらほらと科学関係の記事を読んでいると、どこかで聞いたような単語が出てました。
「kagome lattice」と出ていて、このkagomeというのは日本語の「カゴメ」ではないのかな?と思ったらそれで合ってました。😉
記事中にも「traditional Japanese woven bamboo pattern」と書かれてます。

では「カゴメ」とはなんぞや?というと、漢字で書くと「籠目」で竹で編んだ籠の模様のこと。
実際には籠の編み方はいくつもあるわけですが、物理の方でのカゴメは六角形と三角形で埋められる構造のことを指すようです。
鉱物の構造にも見られるとかなんとか。

自分は記事で初めてそういう名前だというのを知ったんですが(形自体は馴染みはありましたが)、物理の方での用語自体は1951年に初めて使われたそうなので結構前から使われていたようです。検索してみるとカゴメ構造に関する研究はたくさんありました。

初めの記事の研究は原子レベルで2次元のカゴメ構造を作って、そこでの電子の振る舞いを調べたもののようです。また時間があるときにでも読んでみることにします。


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