RasMolという分子構造の可視化ソフトについて

追記
どうも開発元のサイトがどこなのか追い切れてなかったようで、いま調べた範囲で少し修正しておきます。


分子構造を可視化するソフトとして結構前から使われていたものにRasMolというのがあります。
分子でもタンパク質などの巨大分子の可視化が得意のようです。

ただ、最後のリリースが2009年のバージョン2.7.5.1 2011年のバージョン2.7.5.2です。もう10 7年近く更新されていないようですが、ソースコードのライセンスはGPLなので、何らかの形で続いていくかも知れないです。
(ソースコードのライセンスには経緯があるようで、バージョン2.7シリーズは2.7.3まではRalMolの独自ライセンスだったようです。)

自分もだいぶ前(2008年)にちょっと使ってみた動画をYoutubeにアップしてますが、結局それからほとんど使っていませんでした。

まぁ自分の用途としてこれまであまり分子を可視化する機会が無かったというだけですが。

更新が止まってるといっても、いまでもUbuntuのソフトウェアセンターにも登録されてるので興味があれば使ってみてはいかがでしょう。


せっかくなのでRasMol(2.7.5.2)をUbuntuにインストールして試してみました。結構軽快に動きますね。
(ただrasmol-classicの方を起動しようとしたらSegmentation faultとなってしまった…)





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