guake上でEmacsを-nwで起動してるときにC-x C-cで終了出来なかった件

 guake上でEmacsを-nwで起動したときに起きた話

今回は、ドロップダウン型のターミナルであるguakeでEmacsを-nwオプションで起動したときに起こった話。
(ちなみにEmacsは-nwオプションで起動すると、ウィンドウではなくその端末内でテキストベースで起動する)

guake上でEmacsを-nwオプションで起動した状態
guake上でEmacsを-nwオプションで起動した状態

guakeについてのブログ記事 : ドロップダウン型端末、Guakeの紹介

状況

Emacsの起動や動作自体は通常通りに行えたのに、Emacsを終了しようとしたとき
C-x C-c
とキーボードを打っても終了してくれない。どうもC-c、つまりCtrl-cを受け付けてない模様。なおguake以外、たとえばgnome-terminal上では同様のことをしてもちゃんと終了してくれた。
(当然ながらEmacsを通常通りにウィンドウで起動した場合も問題なくC-x, C-cで終了出来ている)

とりあえずの対処

とりあえずEmacsの終了は
M-x kill-emacs
で行った。

原因調査

たぶんguakeのキーボードショートカットで、C-cが何かに使われてるんだろうなと思って調べてみたところ…

guakeのキーボードショートカット該当部分
guakeのキーボードショートカット該当部分
クリップボード操作でC-cが使われてました。
なので、EmacsでC-cを打った時にそれがguake側で認識されEmacs側には渡っていないってことだったのかと。

解決

とりあえずこのguakeのキーボードショートカットをShift+Ctrl+Cに変更しました。
これで試したところ、EmacsでもC-cを受け付けるようになりC-x, C-cで終了出来るようになりました。

今回の話、キーボードショートカットが自分が意図しないところで奪取されてたために起きたという典型的なものでした。一件落着。



参考およびまとめリンク

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