化学の話 : シリカゲルについて

シリカゲルとは

シリカゲルとは珪酸が部分的に脱水してゲル化したものであり、
組成式SiO2・nH2O
として表される。多孔質で表面積が大きく、優れた吸着力を持つ。

湿気を除去する、つまり空間の水分を吸着するために使われることで知られる。その他、水以外の分子吸着などにも使用されている。

吸着能力の再生

一度水分を吸着しても加熱して脱水することで、多孔性が維持されているなら再び吸着性を有することが出来る。

吸着能力が残っているかの目安

市販のシリカゲルで青色の粒が入っているものがあるが、それは塩化コバルトCoCl2が添加されたもの。この塩化コバルトは乾燥状態では青色で吸水すると赤色となるため、シリカゲルの吸着能力が残っているかの判断に利用することが出来る。



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