最近自作したタイムラプス撮影のシステム周りの話
初期の頃のシステム
数年前、USB接続のWebカメラとノートパソコンを用いてタイムラプス撮影をしてました。ただそれは2年くらい運用してたところ、Webカメラが動作しなくなってしまいシステムとしてはそのままお蔵入り。
最近自作したシステム、2種
Raspberry Pi 4とカメラモジュールを用いたもの
1つは最近買ったRaspberry Pi 4とカメラモジュールを用いたシステム。ただこれでシステムを構築するとRaspberry Piがタイムラプス撮影専用になってしまい、他の用途に使い難くなってしまうのでちょっと保留中。
Pi 4以外にPi Zeroを入手してタイムラプス撮影専用にしようかと模索中。
Sonyのアクションカムを用いたもの
こちらが現在メインで稼働させているシステム。ひょんなことからSonyのアクションカムを入手出来たので、それを利用してタイムラプス撮影に使ってます。軽量かつ三脚に設置しやすいってのもいいですね。ただこれもタイムラプス撮影に使ってしまうと、他の用途に持ち出しにくくなってしまうという点はRaspberry Piと同じ。
それはそうと、撮影の方はアクションカムの方にインターバル撮影モードがあるので簡単にタイムラプス撮影が出来ています。生成した画像ファイルはFFmpegコマンドで動画ファイルにエンコードしています。
あとこのアクションカムはAPIを用いることで無線LAN接続したパソコンなどからも操作可能になっています。これにより撮影した画像ファイルを取りに行く手間がだいぶ省略出来てます。毎回三脚から取り外して持ってきたりすると、位置合わせの手間が出てきちゃいますからね。無線経由でファイル転送することで、そういったのを省くことが出来ます。
(スマートフォンのアプリからもファイル転送は可能です。ただファイル数が数千枚だったりエンコードの過程を考えるとパソコンだけで済ませられた方が楽かなと)
APIの使い方はここでは特に触れませんが、手順としては
- アクションカムとパソコンを無線LAN接続
- アクションカムをファイル転送モードに切り替え
- 個々のファイル入手用のURIのJSONファイルを取得
- JSONファイルを解釈して、URIから個々のファイルを取得
(ここでのURIはカメラストレージ内部のファイルの格納場所を示す)
と行った流れ。ファイルを取得出来たらFFmpegでエンコード処理というカタチです。
(これ以外にSSDPというプロトコル(?)によりカメラ情報を取得したりする必要があったりします)
まだこのシステムを構築したばかりなので、もうちょっとちゃんと組んで完成したらちゃんと記事にまとめておきたいところ。
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