LibreOffice CalcでWebページのデータを取り込む方法が変更していた件

LibreOffice CalcでWebサイトからデータを外部データとしてそのままインポートしようとしましたが、ヘルプに記述されている方法が若干変更されていました(おそらくバージョン5.1から)。またWebで検索しても調べた範囲では変更されていると記述されているサイトもなかったので、ここにまとめておきます。
 

確認した環境

LibreOffice version 5.1.3.2
OS : Ubuntu 16.04 LTS

結論

ヘルプではWebサイトからデータをインポートする場合は
  • [メニューバー] → [挿入] → [外部データ]
という手順が示されているが、実際には
  • [メニューバー] → [シート] → [外部データへのリンク]
という手順になっているのでこの機能を使う場合は注意した方がいいです。後述するように以前の操作方法に戻すことはできます。

この件は公式のフィードバックには報告されているので、 そのうち修正されるでしょう。手順変更がヘルプに反映されていないだけなのですぐに直るのではないでしょうか。
"Linking to external data" on libreoffice calc - Ask LibreOffice


[挿入]には[外部データへのリンク]はないが

このように[シート]には存在します。


補足

過去のバージョンで確認してみると
LibreOffice version 5.0.2.2 (仮想マシン Ubuntu15.10上で確認)
ではヘルプで示された方法通りに[挿入]メニューに[外部データの挿入]が存在します。
(このスクリーンショットを見ると、この頃には[シート]というメニューは存在しないようです)

version 5.1のリリースノートを読むと、以下のように[シート]に関する記述があるのでこのバージョンから変更されたと思われます。
LibreOffice 5.1: Release Notes - The Document Foundation Wiki
Organize sheet level context menus.

以前の方法に戻す

LibreOfficeにはメニューのカスタマイズ機能があるので、従来の操作方法に戻すことも出来ます。
[ツール] → [カスタマイズ]
でダイアログを呼び出し、[メニュー]に個所に[挿入]を選択します。
 [追加]ボタンを押して[コマンドを追加]ダイアログを呼び出します。ここでカテゴリーに[挿入]を選択しコマンドから[外部データへのリンク]を選んで追加します。
しかし、設定しただけではメニューには表れず反映されないようなので、一度Calcを終了して再び起動するとメニュー項目に表れます。
これで以前と同様に使えるようになると思います。



感想という名のアレ

普段あまり使わない機能だけど、ちょっとWebサイトにあるデータをそのままCalcで読み込んで解析しようとしたらここに書いた問題に当たりました。ヘルプ読んでも分からずネットで検索しても出てこない。結局Calcのメニューとにらめっこしてようやく解決できました。てっきり外部データ読み込み機能自体削除されたのかと思ってしまった…。

個人的には従来通りに[挿入]に[外部データへのリンク]がある方が自然なように思うけど、どういう意図で移されたのかは気になるところ…。

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