ソフトに機能追加しようとしてドツボにはまるお話

このブログでもよく書くんですけどEmacsにパッケージ追加して機能を追加ってのをたまにやってます。あとFirefoxでアドオン追加もよくやります。
こうやってソフトに機能追加すると結構便利になったりして役に立つんですよね。

ただ、EmacsもFirefoxもその機能追加の自由度がすごく高いんですよね…。これはソフトを使う上で利点なんですけど、それを試したりして自分にあったモノを見つけるのが結構大変。

「アレもよさそう。コレもよさそう」って一度に3つも4つも複数の機能追加すると、なに入れたのか忘れちゃうときもあります。結局数日使ってみて必要無かったから機能削除したりとか繰り返して、役に立つのが残っていくという感じ。

で、初めのうちは結構役に立つのが見つかりやすいんですけど、ある程度機能追加で環境が整ってくるとさらに機能追加しようとしてもそれほど目新しいモノが無くなってきます。地味に便利になるのをちょこちょこ追加していく形になります。そしてもっと便利なのを探そうとすると非常に設定や操作が複雑なものになってきます。そういうのは使い方を覚えるだけで一苦労します。

それで、そういった機能追加ばかりをして便利になったつもりにはなるんですけど、結局それを使って何かを作ったり実際に便利になっていないと絵に描いたモチみたいなものでしかないんですよね。機能追加すること自体が目的になってしまう感じで。

こうなるとドツボにハマった状態といっていいでしょう。「もっと便利なの。もっと便利なのはないか…」といつまでも探し続けることになってしまいます。これは時間も取られるし、実際にそれで何か作れるということもあまりないので本末転倒な感じですね。

というわけで、ドツボにハマらないようにある程度機能追加したら、後はそれの使い方を習得したり実際の作品を作ったりしていく方がいいかと思います。個人的には新しく機能追加してその使い方を覚えるには実際に作品作りの中で使ってみていくってのが一番身に付きやすい方法なんです。

ドツボにハマるのもそれはそれでおもしろいのですが、本末転倒にならないように留めておくのも大切なんだと思います。

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