Ubuntu18.04がリリースされるようですが、ここであえて10年前リリースの8.04を振り返ってみましょう

2018年4月26日、ついにUbuntu 18.04 LTSがリリースされるという日になりました。
まぁ予定時間は日本時間じゃないだろうし、この記事書いてる時点では公式にはリリース発表が出ていませんが…。Twitterを見ていると、もう出ているというツイートが散見されますが、公式に発表が無い以上フライング扱いになりますかね…。

個人的にはリリースされてもすぐにインストールやアップグレードをするつもりはなく、早くても日本語のリリースノートが出てからになるでしょう。現状ですぐに上げられるマシンが無いので、準備だなんだで上げるのはしばらく後になりそうです。

そんなこんなでしばらくは新しいLTSに触りたいけどなかなか触れないというヤキモキした気持ちのまま過ごすことになります。ヒマを見つけて仮想マシンにでも入れて試すくらいはするかもですけど。

さて、話は変わりますが、18.04がリリースされる10年前のUbuntuのバージョンは8.04でした。
リリース日は2008年4月24日だったようです(Wikipedia調べ)。確か自分が初めてUbuntuに触ったのもこのバージョンからだったような覚えがあります(昔の日記とか振り返れば何かしらメモは残ってると思いますが)。
そんなことを思い出していると、8.04の時代はUbuntuはどんな感じだったんだろうと試してみたくなってきたので18.04がリリースされるまでのほんのお遊びとして、8.04のイメージを仮想マシン上にインストールしてみることにしました。いまからすると実用的には使えないですし、インストール出来てもソフトのインストールやOSのアップグレードが出来るかも相当怪しいですがモノは試し。

とりあえずOSのインストール自体はすんなり終わったので、そのまま起動してみました。

ログイン画面。なんとなく懐かしさを感じますが、いまから見ても結構オシャレかも。

デスクトップ画面はこんな感じ。この壁紙懐かしい。たぶんこの時のコードネームに由来してるトリのイメージでしょう。

この時のデスクトップ環境はGNOME 2.22。いまのGNOMEのバージョン3系とはだいぶ違いますね。以前から使ってると、むしろこっちの方が馴染み深かったりしますけど。

アプリについて見ていくと、Firefoxはバージョン3でした。現時点の最新版は59です。

テキストエディタのgeditはこんな感じ。ただ試しに文章書こうとしましたが、日本語入力の方法が分からず。言語入力システムとしてはSCIMが使われていたので、Anthyあたりをインストールする必要があるのかも?Ubuntuのインストールイメージに日本語Remixを用いればそのへんの環境は整っているのかも知れません(当時のそのへんの扱いはあまり覚えていない…)。

Pythonも入ってます。バージョンは2.5。

オフィス環境はOpenOfficeの2.4。現在ではあれやこれやの経緯でLibreOfficeになってます。

電卓はこんな感じ。

それと、GNOME環境のアプレットについても振り返っておきましょう。当時はパネルにいろいろ置くことが出来てました(現在のGNOME環境でも何かしらを置くことが出来ますが、その仕組みは大きく変わってます)。

こんな風にマウスポインタの方を見る「目玉」をたくさん置いて遊ぶことも出来ました。実用性はともかくとして(笑)

Ubuntuを終了させるときの画面はこんな風。

ざっと駆け足で10年前にリリースされたUbuntu 8.04を試してみましたが、いまから振り返ってみると結構おもしろいものですね。いまと対比してみると技術の進歩が感じられたり、なんで無くなっちゃったんだろう?って思うようなものもあったり。

さてさて18.04 LTSでは何がどう新しくなっているのか、実際に触る日が楽しみです。


コメント

スポンサーリンク


このブログの人気の投稿

Ubuntu Softwareが起動しないのでいろいろと調べてみる(Ubuntu 20.04.1 LTS)

gnuplotでプロットなどの色をcolornameの指定で変更する

Pythonのformat()を使って1桁の16進数でも2桁で出力する方法

gnuplot : グラフにグリッド線を描く方法(set grid)

gnuplot : プロット画像のサイズ指定について(set sizeとの違い)