Ubuntu11.10でCanon iP4500プリンターを設定する

CanonのインクジェットプリンターiP4500を使ってるんですけど、
   PIXUS iP4500
Ubuntu11.10あたりからCanonが配布している以下のドライバがインストールできなくなってしまいました。
  cnijfilter-common_2.80-1_i386.deb
  cnijfilter-ip4500series_2.80-1_i386.deb
この2つのパッケージがインストールできないのは、libcupsys2というパッケージがlibcups2というパッケージで提供されるようになったためらしいです。

じゃあUbuntu11.10でiP4500は使えないの?っていうとそうでもありません。UbuntuにiP4500をつないで電源を入れると勝手に認識してくれてドライバを割り当ててくれます。
  Canon PIXMA iP4500 - CUPS+Gutenprint v5.2.7 Simplified
というのが割り当てられます。これでプリンタの設定画面からテストプリントすると一見ちゃんと印刷されたように見えます。でも、よく見るとカラー印刷された部分がくすんでいます。

えぇ、この色のくすみ以外はちゃんと印刷できているんですよ。じゃあこのくすみをどうにかして解消しようと思い、いろいろ試行錯誤してみました。

で、なんとか解消する方法が見つかりました。プリンタの設定画面から[プリンタオプション]の[Color Model]のところが「RGB Color」になっているのを「CMYK」に変更すれば、色がちゃんと再現されて印刷されました。
このプリンタのインクのタイプがCMYKだからそれに合わせればいいかー、と思い設定したらできちゃいました。う〜ん、プリンタに詳しくないんでどういう理屈でよくなったかは分からないんですけどね…。

まぁこれでいままでいちいちWindowsへ持っていって印刷していたのをUbuntuで印刷できるようになったので満足です。よかったよかった。



※VirtualBoxにクリーンインストールしたUbuntu11.10でプリンタつないだらドライバの認識に失敗しました。プリンタの設定画面で[追加]してやったら認識してくれましたが…。この辺の挙動はよくわかりませんね…。

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