Firefox : 閉じた複数Windowを次回起動時に復元(restore)する方法

Firefoxで複数Windowを開いて利用する

Firefoxはタブブラウザなので、通常であれば1つのWindowだけ使用してそこでタブを開いて使い分けるスタイルになるでしょう。 ただ開くタブが多かったりで、開くタブの種類でWindowを切り分けて使いたいという場合もあるかと思います。
今回はそういったWindowを複数使う上での話。一旦Firefoxを終了した後の次回起動時、開いていた複数のWindowをそのまま復元する方法について紹介します。

なお今回の話、Firefoxを動作させるOSとしてUbuntu 18.04 LTSを使用しています。なので他のOSでも当てはまるかは確認していません。たぶん当てはまるとは思いますが、単に確認していないというだけです。あとスマホ版のFirefoxには関係無い話です。

Windowを個別に復元する方法

まとめてWindowを復元する話の前に、個別で復元する方法を書いておきます。知っておくといろいろと便利ですので。
方法自体は以前の次のブログ記事で紹介しています。
タイトルはメインウィンドウを復元するとなっていますが、この復元方法を利用すれば個別にWindowを復元することが可能です。


Windowをまとめて復元する方法

Windowをまとめて復元する方法ですが、何か特別な方法があるわけではありません。普通にFirefoxを終了すれば、特に問題無ければ次回起動時に複数のWindowがまとめて復元されます。
そして「普通にFirefoxを終了」と書きましたが、終了するにはいくつか方法があり、終了の仕方によりまとめて復元される場合と、1つのWindowのみ復元される場合があります。

メニューを開いてQuitで閉じる

Firefoxのメニューバーの右端にあるいわゆるハンバーガーメニューを開き、一番下の「Quit」を選択すると開いている全てのWindowごとFirefoxが終了します。

英語メニューとなってますが、日本語で使用している場合は適宜読み替えて下さい

そして、この方法で終了すると次回起動時には開いていたWindowがまとめて復元されます。
ただ復元されるWindowの数には上限があるようで、初期状態では3つまでとなっているそうです(上限を変更する方法についてはここでは触れません)。

ショートカットキー : Ctrl + Q で閉じる

この場合もメニューのQuiteで閉じるのと同様、Windowはまとめて復元されます。

復元されないケース : WindowのCloseボタン(×ボタン)で閉じた場合

WindowのCloseボタン(×ボタン)から閉じていった場合には、次回起動時には最後に閉じたWindowのみ復元されます。


 この場合でも、一番初めに紹介した個別に復元する方法を用いれば手動で全てのWindowを復元することは出来ます。手間は出ますけどね。


参考ページ

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