Ubuntu12.10へアップグレードした際の不具合

先日、Ubuntu12.04LTSから12.10にアップグレードしたんですが、いくつか不具合が出てるのでとりあえずまとめときます。まぁ、ボクの環境でしか起きてない不具合かも知れないので、あくまでも個人的なメモみたいなもんです。


・Youtubeで文字化け
動画再生時の広告部分などで文字が化ける。□□□←こんな感じ。トーフ。
ただし、仮想マシンに12.10をクリーンインストールした環境では文字化けしなかった。
12.04インストール当時にも文字化けが発生したが、いくつかのフォントをインストールすることで直ってはいた。しかし、12.10にアップグレードすると、文字化けしてしまった。アップグレード時にいくつかフォントが削除されたのが原因か?しかし、改めてそれらのフォントをインストールしようとすると依存関係でいくつかのアプリが削除されてしまう。ちょっとそれは避けたいので、他の方法を検討したい。


・Thunderbirdでメール通知がこない
メールを受信してもポップアップ表示はされるが、メール通知アイコンに変化がない。アイコンを押しても受信メールが表示されない。ただし受信トレイに届いたメールのみ通知される。振り分け指定で別フォルダに移動したメールが表示されない。アドオンのメニュー「メッセージングメニューに表示する」を「すべてのフォルダのメッセージ」にしているが、それが効いていないみたい。
これは12.04のときも起きていた問題。アドオン「Messaging Menu and Unity Launcher integration」が関係していると思われる。12.04のときはこのアドオンのバージョン0.8をインストールすると解決した。しかし、12.10ではその方法では解決しなかった。

thunderbird 16 updates broke messaging menu integration を見ると、修正されたようだが、自分の環境では直っていない。


・Cairo-dockでアプリケーションメニューアイコンが真ん中にきてしまう
設定でタスクバーの振る舞いを「Integrated」にしていると、アプリケーションメニューが真ん中にきてしまう。Place new iconsの設定を「Aftert the Launchers」にしているのだが。「Separated」にすると、ちゃんとアプリケーションメニューが左端にくる。謎な挙動。


Geeqieが立ち上がった瞬間に強制終了する

起動するが一瞬、画面が表示されてすぐに落ちてしまう。また、運良く起動しても操作しようとするとまったく操作を受け付けない。

追記
2012 11/6のアップデートで解決したっぽい。起動する。


・kazamで録画終了時にファイル保存ダイアログがでない
録画を終了させてもまったく反応がでない。いつまでも常駐し続けるのでkillコマンドで消すしかない。ただ、まれに録画に成功することもある。成功する条件が謎。

kazam is not able to finish video recording when sound recording is enabled で報告されてますね。

11/16 追記
Unstable buildsから1.3.4のPPAをもってきてインストールしたら少しはまし動くようになった。


11/19 追記


11/22 追記
なぜかスピーカー出力をキャプチャーしてくれなくなった。


・画面オフが設定より短い時間で行われる
操作を30分しないと画面をオフにする設定にしていても、まれに10分くらいでオフになることがある。 毎回というわけではないようだが…。

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