1年は365日だけど毎月の日数は30日だったり31日だったり28日だったり。その違いがどう現れるのかについて

1年は平年では365日。うるう年では2月に1日加わって366日です。さて、1年は12ヶ月ありますが、毎月の日数は30日だったり31日だったり2月は28日(or 29日)だったりと違いがあります。

単純に考えると、この違いが毎月の集計に現れることになります。
  • お散歩の歩数を測っているとき
  • 朝食やおやつに食べるバナナの本数を月ごとに数えるとき
  • 毎月の売り上げを集計するとき
  • ブログや動画のアクセス数を集計するとき
などなど、いろいろ関係する話はあります。まぁ30日間と31日間では1日しか違いがないのであまり気にしなくていいかも知れませんが、ここで改めて確認してみることにします。

まず1年の日数を月ごとに書くと以下の表のようになります。
これをグラフにすると次のようになります。
 大雑把に眺めるとだいたい同じくらいの日数に見えますが、どれくらいの違いがあるのか見てみることにします。

まず1年は365日。これを年間の月数12で割ると、1ヶ月は平均で30.4266.....日となります。毎月の日数がこの平均値と比較してどれくらいの割り合いなのかをグラフにすると以下のようになります。
(例えば8月では31日間なので、 31/平均値 ≒ 1.02 という計算です)
そのままでは違いが分かりにくいので拡大した図を挿入してあります。2月は28日間と他の月と比べても少ないので差が大きく出ています。また他の月でも違いが見て取れます。

ここまでの話から、毎月ごとの集計では日数の違いにより若干の違いが生じてくるということが分かると思います。仮に毎日バナナを2本食べていたとすると、それを集計すると月によって若干多かったり少なかったりしてくることになります。例えば、そういった集計をグラフにして見ると、毎日同じ本数のバナナを食べていてもグラフに月ごとの周期が乗って来ることになります。

ちょっとした集計ならそういった差は取るに足らないものですが、もうちょっと正確性が要求されるようなものだとこういった話も考慮していく必要があるでしょう。


さて、別の話としてこういった違いを除いて考える方法として、1年を1週間(7日間)ごとの区切りで考えるというものがあります。この場合は月ごとに日数が異なるのとは違い、7日間とキッチリ決まっているため同じ日数で集計を現すことが出来ます。7日間の集計では短すぎる場合は4週28日間で考えてみると1ヶ月集計に近くなると思います。

まぁ計算してみると分かりますが、1年365日を7で割っても割り切れません。52週と1日になります。
結局はその余った1日の扱いをどうするかは、集計の目的によって異なってくるでしょう。

たまにカレンダーで週番号が書いてあるものもあるので、週を基本に考えるというのもまた違ったヒントが出てくるかも知れないですね。

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