Pauli blokingとはなんぞや?と

科学関係の記事を読んでると
  • Pauli bloking
という用語が出て来たのですが、検索してもヒットはするけど意味を指し示す解説がなかなか見つかりませんでした。

で、いくつかのサイトを参考にして意味を類推してみました。
分野としては物性物理や材料系の用語で、固体電子系のバンド理論でのある種の効果のことを言うようです。その効果は固体の光励起において照射する光の強度が大きくなると出てくる模様です。

解説すると、
まず価電子帯の電子が光励起され伝導帯に上がり、伝導帯に励起された電子が溜まっていくと空いている電子状態が埋まっていきます。励起される先の電子状態が埋まると、電子はフェルミ粒子なのでパウリの排他原理により入れるところがなく励起出来ません。そのため照射する光の強度を増やしていっても、ある一定以上の強度で励起される電子の量が打ち止めになってしまいます。

と自己流で解釈するとそんな感じになりました。実際には論文とかちゃんと当たって調べるできなので、上に書いた説明で当たっているかどうかは保障しません
(:p)

コメント

スポンサーリンク


このブログの人気の投稿

Ubuntu Softwareが起動しないのでいろいろと調べてみる(Ubuntu 20.04.1 LTS)

gnuplotでプロットなどの色をcolornameの指定で変更する

Pythonのformat()を使って1桁の16進数でも2桁で出力する方法

gnuplot : プロット画像のサイズ指定について(set sizeとの違い)

gnuplot : グラフにグリッド線を描く方法(set grid)