Shotwell (0.14.1)で複数ライブラリ管理する

Shotwell、画像管理に便利ですね。
Shotwell



特にjpegにタグを付加できるので、写真管理がとってもしやすいです。設定でタグをファイルに埋め込むようにすれば、違うソフトでもタグが引き継げるので便利です。

さて、画像管理は便利なのですが、通常ではライブラリは1つしか使えません。個人で撮った写真だけ管理したいのならそれで充分なのですが、例えば他にアニメの壁紙なんかを管理しようとするとちょっと悩みますね。タグ分けしておけばいいじゃない?って思うかもしれませんが、一覧で見る時に写真とアニメ絵が一緒に表示されてしまうと、とってもカオスです…。

じゃあライブラリを分けて管理すればいいのでは?と思うかも知れませんが、どうもGUIからは設定する術はないようです。しかし、コマンドラインから -d オプションを付けて起動してやれば別のライブラリを管理できます。

具体的には
  $ shotwell -d ライブラリ管理ファイルを置きたいディレクトリ
といった感じです。例えば、~/temp-shotwell/anime に管理ファイルを置きたい場合は
  $ shotwell -d ~/temp-shotwell/anime
とすればよいでしょう。管理ファイルを置きたい場所は別に画像が入っている場所じゃなくてよいです。

新しいライブラリを作成して画像を登録すると、さっき指定したディレクトリに
  data
  thumbs
というディレクトリが作成されます。この中に管理ファイルとかサムネイルとかが保存されます。

とまぁこんな感じで複数ライブラリが実現できるわけです。後はいちいちコマンドラインから実行するのがめんどうなら、ちょっとゴニョゴニョしてシェルスクリプトにするなり、実行アイコンにするなりすればいいでしょう。

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