読書日記 福岡伸一「生物と無生物のあいだ」

「生物と無生物のあいだ」
著 : 福岡伸一
講談社現代新書 2007年5月20日発行

最近、生物学、特に脳科学にハマってるんですけど、今回は”生物とはなんぞや?”という観点から書かれた本を読んでみました。

作者さんは
京都大卒、ハーバード大学研究員を経て現在は青山学院大学教授とのこと。専攻は分子生物学という研究者です。

で、この本ですがタイトルから予測すると、生物についてDNAから説明してロボットとの違いなんかを取り上げて〜、なんて感じで書かれているのかと思いきや、ちょっとこれまでの理工系の解説書とは毛色が違います。

話の流れとしては、生物学が発展した歴史から始まってDNAの発見、そしてこれからの生物学という感じなんですけど、この本ではそういったことを発見した研究者の話をメインに取り上げています。初めの方にいまでは千円札の肖像にもなっている野口英世さんも取り上げれています。またDNA発見については、ノーベル賞受賞者についての騒動なんかも詳しく取り上げられています。

単なる解説書ではなくて、生物学の大きな発見に関わってきた研究者達の物語みたいな感じですね。

生物学に関わらず、研究者を目指す人におすすめな本ですね。
また、生物とはなんぞや?という問いについてもなんとなくわかるかな〜って感じです。

動的平衡状態とか、同位体を用いた代謝の研究とか結構興味深い内容が満載でした〜。


でも、ネットで調べるとこの本については賛否両論あるみたいですね。自分はあんまり生物学を学んでないのですが、もうちょっと自分なりに生物とはなんぞや?ということについて調べてみたいと思います。

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