学校裏サイトって…

学校裏サイト…。
最近は、新たないじめの手段として調査や対策が進められていますね。

なんでも
「きもい」「うざい」「死ね」
など個人名付きで書き込まれるとか。

ネットだと、書き込んだ相手の顔が見えないというのが大きいですね。面と向かっては言えないことでも、匿名だと書き込みやすいというのがあるのでしょう。通常のいじめよりもエスカレートしやすいのかも知れません。

しかし、「いじめ」というのは別に「学校裏サイト」ができたから起きているのではありません。ネットが普及するよりずっと前から「いじめ」は子供達にとって大きな問題だったはずです。

自分には、いままで学校内で教師たちや大人達に知られないように行われていた「いじめ」が、ネットを通してこれまで見ないふりをしていた大人たちにその実態が知られるようになったように思えてなりません。

もし、学校裏サイトなんてものがなく、子供達がいじめなんてないと言っていたら、いじめは存在しないことになってしまうのでしょうか?確かにいじめがない学校というものは理想でしょう。しかし、現実には、いじめられていても、教師や親にいじめられていると言えない子供はたくさんいます。そして、いじめている子供は、自分がいじめを行っているなんて言う訳がありません。

いまの現状は、学校裏サイトなんてものができていじめの実態が知られるようになってきたら、大人たちがいじめの本質から目を背けて、必死になって責任をネットに押し付けているように見えてなりません。

学校裏サイトはひどい、というのは簡単です。しかし、もっといじめの本質について、なぜいじめが起きるのか、なぜいじめは無くせないのか考えていかないといけない、と思います。





いじめが引き金となって人生がねじ曲がった自分としては、黙っていられないです。

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