[レシピ] 干しエノキタケ

 椎茸は特にそうだけど、キノコは干すと旨味が増すという話をよく聞きます。普段はそういう話を見聞きしても「ふーん。そうなのかー」くらいにしか思ってませんでしたが、ちょうど冷蔵庫にエノキタケの買い置きがあったので、せっかくなので作ってみることに。

 作ると言ってもそう難しい話でもなく、ザルなどの上に広げて天日に晒しておくというだけ。売ってるものと同じように作るなら乾燥機とかオーブンなんかを使うんでしょうけど、まぁ家庭で簡単に作るなら天日干しでしょう。そのときの天気によって出来が左右されちゃうのはしょうがないですが。

 さて、この日は都合よく晴れていい日光が望めそうなので、エノキタケを細かく割いてザルの上に広げて放置。風があるとせっかく干したのが飛んでいってしまうそうなので、上に何かかけておいた方がいいでしょう。

 以下、干している時の途中経過の写真です。

干した直後。白くてみずみずしい。

 干してから1時間くらい。やや色味が茶色っぽくなったような感じですが、干し始めとほとんど変わらず。

干してから3時間くらい。結構しなしなになってきましたが、まだそこそこ水分は残っている模様。


日が沈んだので干し終わり。干し時間は約7時間ってところ。結構カラカラに水分が飛びました。料理の出汁に使う場合は2、3日くらい干すらしいですが、今回は味を見るためなのでここで出来上がりとしました。
(干し始めと干し終わりの重量を測って重量変化を調べればよかったと後になって反省)


さて、干したエノキタケですが、このまま食べることが出来るのかが気になるところ。市販されてるキノコでも生食は結構リスキーなので、用心のために生食は止めて炒めることにしました。
(乾燥機とかオーブンのように温度を調整出来ればこういうのもコントロール出来るんでしょうけど)

 作ったのは以下の2種類。
一つは薄く油を引いたフライパンで炒めて軽く塩を振ったもの(右側)。
もう一つは炒めるところまで同じで、最後に醤油とみりんで味付けしたもの(左側)。

 食べてみた感想は、なんていうか「裂きイカに結構似ている」ってな感じでした。
食感も結構歯ごたえが出ているし、旨味もイカに似てました。これはこれで、ちょっとしたオツマミによさそうです。
 さて、これはこれでおいしいのですが、食べているといくつか改善点も見えてきました。
まず、エノキタケ1本が長いと若干食べにくいという点。
それと長いままだと炒めてるときに全部絡み合ってまとまってしまうという点。
なので、半分くらいの長さに切ってから干したのも試してみたいです。
(短いとザルの網目から落ちたり風に飛ばされやすくなる点は考慮しないと)

今回は食べる分だけ作ったので、出汁として使った場合はどうなのかも試してみたいですね。


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