人の心がわかりません…

人の心、それも他人の心なんてのはまったくわかりません。
毎日会っている人なら性格とかはわかってきますけど、何を考えているのかなんてさっぱりわかりません。

さて、人の心がわかる、つまり何を考えているのか知るためにはどうすればいいのでしょうか?
まず知っておくべき事として
  • どこで生まれたか?
  • どこで育ったか?
  • 両親はどんな人か?
  • 家族構成は?
  • どんな幼少時代を過ごしたか?
  • 小学生、中学生のときはどんな子供だったか?
  • 子供のころはどんな夢をもっていたか?
などなど。だらだらと列挙しましたけど、要するにその人の生い立ち、つまりバックグラウンドを押さえておく必要があります。これが後々重要なデータとなりますので。

データの次は思考パターンの調査です。こちらから適当な質問をしてどのように返事が返ってくるかにより、相手の思考パターンを読み取ります。
例えば
Q 好きなラーメンは?
A う〜ん、とんこつラーメンかな?
→ ブタ系のダシが好き、つまり肉食系のため農耕民族より積極的

Q 好きなテレビは?
A NHKの朝ドラ〜♪
→ 毎朝しっかり決まった時間にドラマをチェック、つまり几帳面

Q 得意な教科は?
A もちろん全教科大嫌い!
→ 学校における能力を判断する物差しを否定する、つまり孤高の人タイプ

などなどです(もちろん Aはボクが適当に書いているだけなのでホンキにしないで下さい)。


さて、これで材料は揃いました。初めに調べたバックグラウンドデータ。そして思考パターン。
これらを組み合わせる事でその人が何を考えているのかわかるようになるはず!
つまり
思考パターンという数式にバックグラウンドデータで各種パラメータを決定して、こちらから問い(変数の値)を与えることで、どんな返答(答え)が返ってくるかシミュレートできることになります。
ちょちょいとした条件に、その日の気分とか、朝ご飯食べてきてないとか、昨日彼女にフラれたとか諸条件が関与してくるかも知れませんが、まぁこんなもんでしょう♪



さて、これで相手が何を考えているかわかるようになるか?というと、わかるわけがありません!
こんなもんでわかったら、人生苦労しね〜よです。
まぁ多くの人と接することで(サンプリング数を増やす)、ある程度の予想はできるようになるかもしれませんが。
人の心はうつろいやすいもの。自分の心ですら満足にわからないのに、人の心なんて余計にわかりません。でも、わからないのに何故かわかろうとしてしまうんですよねぇ。不思議なものです、人間って。


まぁ、でも人間という同じ種族であり、脳の構造もそう大して違いはないのだから、思考パターンくらいは何種類かに分類できるんじゃないかなぁ?とか思う今日この頃。

コメント

スポンサーリンク


このブログの人気の投稿

gnuplotでプロットなどの色をcolornameの指定で変更する

Ubuntu Softwareが起動しないのでいろいろと調べてみる(Ubuntu 20.04.1 LTS)

Pythonのformat()を使って1桁の16進数でも2桁で出力する方法

gnuplot : プロット画像のサイズ指定について(set sizeとの違い)

gnuplot : グラフにグリッド線を描く方法(set grid)