ロシア-グルジア戦争

いつの間にか、ロシアとグルジアが戦争状態となっていたみたい。
で、グルジアについてはあまり知っているわけではないので、ちょっとまとめてみたいと思う(資料はWikipediaや各種ニュースサイトより)。


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グルジア
場所は黒海の東側。北にロシア、南にトルコと他数ヶ国に囲まれている。
人口500万人弱
旧ソビエト連邦で1991年独立。
北部の南オセチヤ自治州がグルジアからの独立を求めている。

今回の戦争の舞台となっているのが、その南オセチヤ自治州。ほぼ独立状態であり、ロシアよりな面がある。

2008年8月7〜8日にかけて、グルジア軍が南オセチヤ自治州を攻撃(空爆や砲撃)。その攻撃対象に南オセチア自治州で活動しているロシア軍司令部が含まれていた。
このグルジア軍の攻撃に対してロシア軍がグルジアの空軍基地を空爆。

現在、グルジア、ロシア間の緊張状態が非常に高まっている(戦争状態)


政治的にはグルジアは新欧米派であり、さらに石油パイプラインなどの問題が絡んでいる。今回、なぜグルジアがロシアからの報復も考えられるのに南オセチヤ自治州を攻撃したのだろうか?軍事的手段は高度な政治的判断が必要とされるため、単純な理由で攻撃したとは思えない。なんらかの思惑があって今回の攻撃を行ったのだろうが、状況がまだよく分かってないだけに何とも言えない。

また、平和の祭典であるオリンピック(北京)開催とちょうど重なったことから、国際社会から相当の非難の声が挙がることが予測される。その声がロシアに向けられるのか、グルジアに向けられるのかは分からないが…。



日本人としては、8月9日長崎原爆投下、8月15日終戦の日が近いこともあり、今回の戦争については色々と考えさせられる。戦争のない世界とはいかに実現が難しいことか…。

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