大学・大学院 卒業者進路別割合

さて、文部科学省が統計を取っている学校(小中高、大学、大学院など)についての基本調査の平成19年度の速報が出たみたいのなので、今日はそれを参考にしてブログを書いてみたいと思います。

で、数ある統計データの中で、今回注目したのが

大学・大学院の卒業者進路別割合

文部科学省が発表している学校基本調査より平成19年度の大学・大学院の卒業者の進路別割合を調べてみた(データの引用 文部科学省 学校基本調査)
で、データから作ってみたグラフがこれ↓


まず、就業者(オレンジ)について比較してみる
大学・修士では就職者の割合が7割近いのに大して、博士課程では5割を下回っている…。一時的な仕事に就いた者を含めてなんとか5割越え…。

次に死亡・不詳の者()の項目
  • 大学 : 約2%
  • 修士 : 約3%
  • 博士 : 約9%
です…。博士課程では卒業者のうち、約10人に1人が死亡・不詳ということに…。目を疑う数値です…。

最後に、博士課程だけですけど満期退学者について()
博士課程では通常、論文審査に通ると博士号を取得できます、確か。で何らかの理由で論文が通らない、もしくは書けなかったりした場合、卒業に必要な単位を取得していれば満期退学という扱いになります。
で、割合としては25%…。結構高い数値ですね…。
博士課程は通常3年間です。その間に博士論文を書き上げて博士号の取得を目指す訳なんですけど、博士号を取得できないってのは結構辛い…と思われます。
ボクのかなり身近なケースで満期退学の方がいますけど、博士号を取れなかったことを他の人に説明するとき(家族や親戚、就職の面接など)に
  • 「3年間何やってたの?」
  • 「博士号取れなかったんじゃ、3年間も無駄にしたわけだ」
  • 「3年分働いていれば結構な収入になったのに…。」
などなど…。まぁ、彼も「自分で選んだ道だから、しょうがないよ…」と力なく語っていましたが…。


まぁ、なんといいますか、就職率や卒業時の年齢などを考えると、就職するなら修士の段階で行うのが無難そうです。博士課程まで行ってしまうと、よほどの実力がないと厳しい現状が待ち構えていますので…。


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